story＊098 ページ3
目を閉じてから、約15分。
ｳﾄｳﾄはするけど本格的に寝に入れへんくて、制服のナポレオンコートを頭から被ってﾓｿﾞﾓｿﾞしてたら…
ｺﾝｺﾝｯと窓をノックする音が聞こえてコートから顔を出すと、外に"よっ！"って手を上げる�陲舛磴鵑�。
あれ、淳太くんは？なんて窓を開けたら、アパートの2階から猛スピードで階段を駆け下りて、滑って落ちそうになってる淳太くんの姿を発見。
…いや、危ないな。ｷﾞﾘｷﾞﾘ持ち直したみたいやけど。
��｢照史、淳太来たし開けて。｣
桐｢あぁ、おん。｣
当たり前のように毎回後部座席に座る�陲舛磴鵑琉戮妨紊蹐離疋▲蹈奪�を解除すると、眠そうに欠伸をしながら乗り込んだ。
そんな�陲舛磴鵑良�装も、今日は王様に謁見するから珍しくスーツ。
…似合ってるで？似合ってんねんけど…ネクタイの柄、よう分からん。
��｢…ん？｣
桐｢あっ、いや…何でもないで。おん。｣
バックミラー越しに見てたら気付かれたから、まぁ…適当に誤魔化してと。
淳太くんはまだかな〜って外に視線を移そうとしたその瞬間、助手席側のドアが開いた。
中｢待たせてごめんな、行こ！｣
桐｢そんな急がんでよかったのに。…階段から落ちそうになってまで。｣
中｢え、見てたんっ？めっちゃ恥ずかしいやん…｣
"うわー、超ダサかった自信ある"とか言うて、若干落ち込んでる淳太くんは、そっと自分の右目の眼帯に触れて…一つ溜息をついた。
…それを見て、俺は何となく理解した。
片目が塞がってるだけで、案外距離感とか掴めへんようになるものやからな。
多分、それで足滑らせたんやろ。
…あの淳太くんが落ちずに持ちこたえただけ奇跡やで。ホンマに。
中｢照史、そろそろ行かな。王様に謁見した後、すぐ仕事戻らなあかんのやし。｣
桐｢あ、ごめん。行こ。｣
目立つ眼帯を少しでも隠す為か、いつもはセットしてる前髪を今日は全部下ろしてる淳太くんに言われて、さっき脱いだコートを羽織ってハンドルを握る。
…ふと、声がせえへんと思って後ろを見たら、�陲舛磴鵑聾�を半開きにして爆睡してました。
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和音(プロフ) - 祐莉さん» いつもコメントして頂き、ありがとうございます(^^)これから益々物語が展開していきますので、是非楽しみにして頂けたら嬉しいです！これからもこの作品を宜しくお願い致します(^^) (2020年2月14日 23時) (
レス) id: eff15bf988 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - 楽しく読ませてもらってます！イースト帝国の闇は深いですね！ ウエスト王国もイーストに侵略されれば同じような状況になるのは、明白だから今後ウエスト側がどう動くか気になります！ (2020年2月13日 15時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
和音(プロフ) - そらさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けると、とても励みになります！これからもこの作品をよろしくお願いします(^^) (2020年1月9日 18時) (レス) id: eff15bf988 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - 更新を楽しみにしております。 (2020年1月9日 1時) (レス) id: c08660417e (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - すごく面白いです。 (2020年1月9日 1時) (レス) id: c08660417e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和音
| 作成日時：2019年12月28日 17時
