doll＊399 ページ9
＊青side＊
リュウタやMr.ノアとの決着の日から、5日。
首の怪我も大体回復して、俺達は日常に戻りつつあった。
『ちょっとリュウセイー、そこ掃除機かけたいからどいてよーっ。』
青｢えー…今強めのボスと戦ってんねんけどーっ…｣
『…いや、”携帯型ゲーム機”なんだから、持って移動できるでしょ。ねぇ。』
青｢…分かった。退けばええんやろ、退けば。｣
地べたに体育座りしてゲームしてたら、コードレス掃除機を手にしたアカリにツンツンと突っつかれて、どうやら邪魔らしい。
ちょっとだけ文句言うたら、超真顔で怒られたから…素直に従ってソファーの上へと移動移動。
せっせと広いリビングを掃除してるアカリの邪魔したら、ガチでガン切れられそうやし…
大人しく、めちゃめちゃデカいゲーム機を握って……中断してたマ〇オのボス戦を再開しようとボタンに手をかけると、、
急にゾワッと背中を何かが駆けたような感覚がした。
青｢ｯ…何や、今の…｣
ローザミスティカが移動したんか…？とか、兄弟の誰かが機能停止になったんか…？とか、考えてみたけど…どれもちゃう気がして…
これは、多分…世に言う嫌な予感ってやつや。
これから、何かが起こるというサイン。予兆。
青｢…何が、、｣
兄弟やアカリには関係ない事やって祈りたいけど、こればっかりは事が起きてみな何もわからへんから…
今俺に出来ることは何も無くて、少し不安にもなる。
…せやから取り敢えず、俺はゲームをしつつ様子を伺うことにした。
青｢アンネ、ニック、この嫌な予感の正体を探ってきてほしいねん。
…今は正直何もわからんけど、多分俺達に関係してる事やから。
アンネはジュンタの所。ニックはアキトの所な。
…ディーは俺と留守番。
…出来るか？お前ら。｣
ｱﾝﾈ+ﾆｯｸ【ﾁｶﾁｶｯ!】
青｢ん、よし。行ってこい。｣
ｶﾞﾗｶﾞﾗｯとリビングの大きな窓を開け、人口精霊たちを外へと送り出す。
あっという間に遠くへ飛んで行ったのを確認してから…残ったディーと俺は、またソファーの上に戻ってゲームをする事にした。
…色々と、心配事はあるけど。
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ななみ(プロフ) - アキトおおおおおおお泣うわああああああああ(´Д⊂ヽ朝から全部読んで感動しました泣決着の予想は付いていたが読み進めると悲しい気持ちになりました泣ジュンタくん！！アキトくん大好きだよ！！ (2022年11月22日 6時) (
レス) @page29 id: c060af3ed8 (このIDを非表示/違反報告)
和音(プロフ) - ８７８さん» コメントありがとうございます！そう言って頂けると嬉しく、とても励みになります(^^)これからもこの作品をよろしくお願い致します(^^) (2019年4月20日 19時) (レス) id: eff15bf988 (このIDを非表示/違反報告)
８７８ - いつも更新を楽しみにしてます！vol.9の更新がんばってください！ (2019年4月20日 19時) (レス) id: e0fce50eaa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和音
| 作成日時：2019年4月20日 14時
