doll＊396 ページ6
ソファの上のアキトを抱きしめる…というか、距離的には腕を伸ばして抱き着いてたら…
…突然、アキトが何かを思い出したように、ハッとして顔を上げた。
橙｢…あ、せや！まーくんは大丈夫なん？身体。｣
相｢え？何が？｣
橙｢いや、ｎのフィールド行ったやろ？
…それで、リュウタのフィールドで俺が沢山力を使ってもうたから…
力の媒介であるマスターはその分、怠くなってもうたり…動けへんくなってもうたり…下手したら発熱したりするんやけど…
…あれ、何でそんな…？｣
相｢…ん？｣
…その話、初耳だったけど……アキトが不思議がるくらい何ともない俺。
因みに、断じて無理してる訳では無い。
疲れてもないし…しんどくもないし……何でかな〜？って考えてみたら、思い当たる節がいくつかあった。
…多分、長い間バイトで重労働してたのと…
モデルの仕事上…体型維持の為にジム通いしてるのとで、無駄に体力あるんだと思う。
…昔から勉強出来なくて、スポーツばっかりやってきたしね。
橙｢…20年もの間、色んなマスターと出会って来たけど……うん、初めてや。
あんなに力使ってもうたのに、全くもって何ともない人。
…え、もしかして…まーくんって、体力バk…ｺﾎﾝｯ。｣
相｢ちょっ、アキト！
…誤魔化したって無駄だぞーっ、今バカって言おうとしたでしょっ！！もぉーっ！｣
橙｢…し、してへんしっ！｣
相｢バレバレだってばっ！
…もうーっ…嘘つく子はぁ……こちょこちょの刑だぞーっ！！｣
橙｢まーくんっ、やめっ……きゃはははっ！！くすぐったいぃーっ！！｣
脇腹をちょーっと擽っただけで大爆笑しちゃったアキトの、その楽しそうな表情を見て…
本当にアキトが無事で良かったな…って、改めて思った。
…この時、アキトが既に”心を決めていた”なんて、知りもせず…
ずーっと一緒に居られると、信じて疑わなかった。
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ななみ(プロフ) - アキトおおおおおおお泣うわああああああああ(´Д⊂ヽ朝から全部読んで感動しました泣決着の予想は付いていたが読み進めると悲しい気持ちになりました泣ジュンタくん！！アキトくん大好きだよ！！ (2022年11月22日 6時) (
レス) @page29 id: c060af3ed8 (このIDを非表示/違反報告)
和音(プロフ) - ８７８さん» コメントありがとうございます！そう言って頂けると嬉しく、とても励みになります(^^)これからもこの作品をよろしくお願い致します(^^) (2019年4月20日 19時) (レス) id: eff15bf988 (このIDを非表示/違反報告)
８７８ - いつも更新を楽しみにしてます！vol.9の更新がんばってください！ (2019年4月20日 19時) (レス) id: e0fce50eaa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和音
| 作成日時：2019年4月20日 14時
