doll＊431 ページ41
『はぁ……もう…分かったよ…行けばいいんでしょ。』
ﾊｽﾞｷ【「ｸﾞｽｯ…来てくれるのっ…？」】
『うん。来週の日曜でいいのね？
どこで集合すればいいの…ってか、どこ行くの。』
ﾊｽﾞｷ【「銀座だって！お家まで迎えに行くから、あーちゃんは待ってて！」】
仕方ないから行く事にして、お兄にそう伝えたら…まさかの銀座でショッピング。
…私は高級品はそんなに好きじゃないし、どちらかと言うとコスパ重視なんだけど…まぁ、お母さんと妹たちが行きたいなら仕方ない。
まぁ〜た、ヒカリとナツキはブランド品を買いまくるんだろうなぁ…お父さんに貰ったカードで払うからって…
と、思いつつ…明らかにハイテンションに戻ってるお兄の扱いがまた面倒臭いから…
【了解】の一言だけ返して、電話をブチ切ってやった。
『はぁ……疲れた…』
青｢誰と電話？｣
『うわっ！ビックリしたぁっ！リュウセイ、いつ起きたのっ？』
青｢ん？今さっき。｣
あまりにもケロッとした顔で言うから…多分電話の内容は殆ど聞いてなくて、本当に”今さっき”起きたんだろうな…
って…寝癖のボサボサ頭と、とろんとろんな目が語ってる。
『えっとね…電話の相手はお兄で、来週ショッピングする約束を…
…って、リュウセイ！人に話振っといて寝るのっ？』
青｢ｽｰｯ…｣
睡眠不足なのか、将又ただ眠いだけなのか……布団も被らずベッドにﾊﾟﾀﾝって倒れて、又々爆睡。
…でも、これ以上寝たら夜の睡眠に影響しそうだと思って、揺すり起こそうとすると…
そのリュウセイの周りを飛び回る人工精霊の数が、一体足らないことに気が付いた。
『あれ…？…ニックくん…？』
近くに居るのかと思って部屋を見回しても、どこにも姿は見えなくて…
…ふと、換気のために窓を数cm開けておいた事を思い出して外を見てみたら、赤い光と紫の光…ニックくんとシェイくんが瞬き合って…
何か、会話をしているように見えた。
『…おっ？』
暫くすると、ニックくんはこっちに戻ってきて…
…開いてる窓の隙間から部屋に入り、リュウセイの顔の近くでﾁｶﾁｶと点滅し始めた。
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ななみ(プロフ) - アキトおおおおおおお泣うわああああああああ(´Д⊂ヽ朝から全部読んで感動しました泣決着の予想は付いていたが読み進めると悲しい気持ちになりました泣ジュンタくん！！アキトくん大好きだよ！！ (2022年11月22日 6時) (
レス) @page29 id: c060af3ed8 (このIDを非表示/違反報告)
和音(プロフ) - ８７８さん» コメントありがとうございます！そう言って頂けると嬉しく、とても励みになります(^^)これからもこの作品をよろしくお願い致します(^^) (2019年4月20日 19時) (レス) id: eff15bf988 (このIDを非表示/違反報告)
８７８ - いつも更新を楽しみにしてます！vol.9の更新がんばってください！ (2019年4月20日 19時) (レス) id: e0fce50eaa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和音
| 作成日時：2019年4月20日 14時
