doll＊429 ページ39
＊月本side＊
『ただいまー…』
家に帰ってきて…取り敢えず狭いだろうし早く出してあげようと、リュウセイが入ったリュックを背中から下ろして留め具を外した。
…けど、全くの無反応。
待っても待ってもリュックから出てこないから、痺れを切らして中を覗いてみたら…
『…えっ、』
青｢ｽｰｯ…ｽｰｯ…｣
…まさかの爆睡。
何か…ジュンタとの大事な約束があったみたいだし、直ぐに起こそうとも思ったけど…
まぁ、多分人工精霊の誰かに連絡が来ると思うし、最近色々あって疲れてるだろうから、、
サービスって事で…リュックの中から、リュウセイの小さな身体を抱き上げた。
『よいしょっ…軽いなぁ〜……って、人形なんだから当たり前か。』
大きすぎる独り言を喋りながら…リュックや他の荷物は玄関に置き去りにして、リュウセイだけを抱えて一先ず寝室に向かう。
そして、床に置かれた鞄に寝かせ…ようと思ったんだけど、、
ふと、昨日パソコンに仕事のメールが溜まってた事を思い出して…
仕事してるとリュウセイの事起こすの忘れそうだから…鞄ではなく、様子が分かりやすい私のベッドにそっと寝かせた。
青｢んん…｣
『危な…起こす…』
フワッとブランケットを掛けてあげたつもりだったけど、西川のマイヤー毛布だから…ドールのリュウセイにはちょっと重かったのか、危うく起こしそうになった。
…ギリギリセーフだったけども。
『ふぅ…よし。』
リュウセイがベッドで熟睡してるのを確認して、私は音を立てないように玄関に戻って荷物を回収した後…
また寝室に戻ってきて、パソコンを立ち上げた。
…そろそろ、お父さんと約束してた半年だし…職場に戻る準備進めないと。
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ななみ(プロフ) - アキトおおおおおおお泣うわああああああああ(´Д⊂ヽ朝から全部読んで感動しました泣決着の予想は付いていたが読み進めると悲しい気持ちになりました泣ジュンタくん！！アキトくん大好きだよ！！ (2022年11月22日 6時) (
レス) @page29 id: c060af3ed8 (このIDを非表示/違反報告)
和音(プロフ) - ８７８さん» コメントありがとうございます！そう言って頂けると嬉しく、とても励みになります(^^)これからもこの作品をよろしくお願い致します(^^) (2019年4月20日 19時) (レス) id: eff15bf988 (このIDを非表示/違反報告)
８７８ - いつも更新を楽しみにしてます！vol.9の更新がんばってください！ (2019年4月20日 19時) (レス) id: e0fce50eaa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和音
| 作成日時：2019年4月20日 14時
