doll＊426 ページ36
えー…色々ありましたが、今は平和に焼肉中です。
…ホントに、ビックリしたけども。
まさかアカリちゃんが、”あの”月本グループの社長令嬢だとは夢にも思わず…
これまでどんな無礼を重ねてきたことか…想像したくない。
…俺、月本グループ傘下の出版社が出してるメンズ雑誌のモデルなのに…やらかしたな。
ま、アカリちゃん優しいし…大丈夫かっ！←
『雅紀くん、ボーッとしてるとお肉無くなっちゃうよ？』
相｢え？あ、あぁ……って、そこ俺の陣地だよリュウセイくんっ！！｣
青｢別にどこ食うても一緒ちゃいます？｣
肉の質が全っ然違うんだよぉぉっ！
…とは、小さなリュウセイくん相手には言えず、、
黙って自分が買ってきた安い豚肉の焼き加減を見てたら…
向かい側に座ってるアカリちゃんが、自分の近くの神戸牛を取って俺のお皿にこれでもかってくらい乗せてくれた。
相｢あ、えっ？｣
『いや、ほぼリュウセイとジュンタが食べちゃってるし、雅紀くん全然だったから…』
相｢あ、ありがとう…｣
流石の観察力だなぁ…って、またまた感心して…貰ったお肉を頬張りながらアカリちゃんの方を見ると、、
人形たちのご飯のおかわりをよそいに行ったり、零したもの拭いたり…せっせと動いてて、かなり忙しそう。
…アカリちゃんの方がお肉食べれてないじゃん。
相｢アカリちゃん、俺も手伝おうか？｣
『あ、いいよいいよ。リュウセイの食べ方が汚いせいだから。』
相｢そう？｣
もぐもぐと小さい口を動かして黙々とお肉を食べてるリュウセイくんの周りには、確かに零れたタレが大量に。
口の周りにもﾍﾞﾔｧっと一杯付いてて、可愛いんだけど…
潔癖なジュンタはさっき掃除したばかりの部屋を汚された事が嫌だったのか、ﾊﾟﾝｯとテーブルに箸を置いてリュウセイくんを睨みつけた。
黄｢タレ飛ばしすぎやねん。｣
青｢しゃあないやんか、飛んでまうねんから。｣
黄｢それが汚い言うてんねん。｣
相｢え、ちょっ、喧嘩しないでっ…｣
何だかちょっと揉めだして…慌てて止めようとしたけど、まさかのアカリちゃんはガン無視。
えぇ、うそぉっ！？って、アカリちゃんと喧嘩し始めた2人を交互に見てたら、1分足らずで無事収束。
アカリちゃんには、こうなる事が分かってたらしい。
…振り回されてるの、俺だけでした。
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ななみ(プロフ) - アキトおおおおおおお泣うわああああああああ(´Д⊂ヽ朝から全部読んで感動しました泣決着の予想は付いていたが読み進めると悲しい気持ちになりました泣ジュンタくん！！アキトくん大好きだよ！！ (2022年11月22日 6時) (
レス) @page29 id: c060af3ed8 (このIDを非表示/違反報告)
和音(プロフ) - ８７８さん» コメントありがとうございます！そう言って頂けると嬉しく、とても励みになります(^^)これからもこの作品をよろしくお願い致します(^^) (2019年4月20日 19時) (レス) id: eff15bf988 (このIDを非表示/違反報告)
８７８ - いつも更新を楽しみにしてます！vol.9の更新がんばってください！ (2019年4月20日 19時) (レス) id: e0fce50eaa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和音
| 作成日時：2019年4月20日 14時
