doll＊423 ページ33
あれから暫く経ちまして…狭い部屋は、もうピッカピカ！
…でも、実は俺…何にもしてない。
相｢…ねぇ〜…ジュンタ…そろそろ…よくない？｣
黄｢五月蝿い。邪魔すんな。｣
さっきまで【何で俺が…】的に嫌がってたくせに、だいぶ綺麗になった部屋をまだめちゃくちゃ掃除しまくってる。
小っちゃな体して一丁前に掃除機かけて、雑巾がけして、、
…どうやら、ジュンタは潔癖という名の掃除魔だったらしい。
黄｢…よし、これで綺麗に……っ埃ｯ！！｣
相｢いや、ジュンタ…それ五回目。
この部屋、もう十分過ぎるくらい綺麗じゃん。
…俺、普段こんなに掃除したことないよ。｣
黄｢いや、お前普段どんだけ汚い家に住んどんねん。…埃は菌の温床やって、親に習わんかったんか。
これ取らな…美味い肉なんて食えへんやろ。｣
相｢…あ、そう…｣
人形は菌なんて関係無いんじゃないの…？
…なんて、口から出そうになった言葉を引っ込めて、ジュンタの好きなようにさせてると…
ピンポーンとインターホンが鳴って、来客を知らせた。
相｢あ、2人来たっぽい。…ほら、ジュンタ！さっさと掃除切り上げてっ！｣
黄｢…しゃーないな、、｣
案外素直に俺の言う事を聞いて…掃除道具を片付け始めたジュンタを横目に、玄関に走る。
いや、そんな走る程距離は無いんだけども…とにかく玄関に向かって、ドアを開けた。
相｢いらっしゃーいっ！……あれ？｣
視界に入ったのは、スーパーの袋を両手に提げたアカリちゃんのみ。
リュウセイくんの姿がどこにも見えなくて、ドアの外をキョロキョロ探してたら…
俺の行動を見て察したらしく、アカリちゃんは【くふっ】と可愛らしく笑った後、俺の方に背中を向けた。
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ななみ(プロフ) - アキトおおおおおおお泣うわああああああああ(´Д⊂ヽ朝から全部読んで感動しました泣決着の予想は付いていたが読み進めると悲しい気持ちになりました泣ジュンタくん！！アキトくん大好きだよ！！ (2022年11月22日 6時) (
レス) @page29 id: c060af3ed8 (このIDを非表示/違反報告)
和音(プロフ) - ８７８さん» コメントありがとうございます！そう言って頂けると嬉しく、とても励みになります(^^)これからもこの作品をよろしくお願い致します(^^) (2019年4月20日 19時) (レス) id: eff15bf988 (このIDを非表示/違反報告)
８７８ - いつも更新を楽しみにしてます！vol.9の更新がんばってください！ (2019年4月20日 19時) (レス) id: e0fce50eaa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和音
| 作成日時：2019年4月20日 14時
