Voyage.3 (ページ22)

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翔 side

潤「おふたりさーん。おやつでも食べる？」

時刻はちょうどお昼の3時。おやつの時間。

翔「お、食べるか」

和「うん」

よいしょと立ち上がるとニノの体がふわりと揺れた。

翔「...おっと、、大丈夫？」

和「ごめん、、立ちくらみ。」

しばらく支えているとすぐに治まって、2人でリビングへと向かう。

翔「え！めっちゃいい匂いする！」

潤「今日は、なんとクッキーを作ってみました～」

翔「え！やっぱ潤はすごいなぁ」

潤「いやいや、意外と簡単に作れるよ？」

翔「簡単でも俺にはできません笑」

潤「和、ちょっとみんなのこと呼んできてくれる？」

和「はーい」

ニノは自分の部屋にいる大野くんと相葉くんを呼びにいく。

翔「なぁ、潤。ニノ最近ちょっと様子おかしくないか？」

潤「え？おかしいって...？まあよく庭で寝てるのは見るけど」

翔「なんか、いつも以上に儚いというか...」

潤「うーん、、いろいろ考えすぎちゃってるのかもね」

翔「ああ、ニノって頭の中ずっとぐるぐる動いてそうだしね」

そんなことを言っていると３人が降りてきた。

雅「うわ！クッキーじゃん！俺クッキー大好き！」

智「さすが我が家のシェフだなぁ」

潤「じゃ、コーヒー入れたし食べよ！」

リビングにある机をみんなで囲んでクッキーを食べる。

コーヒーが入っているカップはみんな色違いになっていて、シェアハウスに移った時に全員で買ったものだった。