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【N】
なんでこうなるんだ…？
「大野さん…苦しい…」
いくら俺んちのベットより大きいとはいえ、男2人で寝るのには無理があると思うんです。
「リーダー床で寝なよ。俺もベットがいいー」
潤くんが髪の毛を乾かしながら言う。
「えーじゃあ俺は翔ちゃんと布団にはーいろー♪」
翔さんがお風呂に入っているのをいいことに、好き放題な3人が乱入。俺、頭痛いのね。さっきまで寝ようとしてたのね。
ガチャ
「あ、翔ちゃん来た！電気消して！」
「……おまえらなぁ！」
「なんでおまえら、ニノが頭痛いって知っててワーキャー騒いでんだよ！しかも電気までつけやがって。これじゃ寝れねーだろ！」
あぁ…今度は翔さんの声が頭に響く。
「や、だってせっかくのお泊まり会なのに、皆で一緒に寝ないなんて…寂しいなぁーって」
「おまえらが風呂入ってる間、ニノ寝れてないんだからな。少しは気遣えよ…」
「ごめん。翔さん…」
「でもオイラここで寝る〜」
松潤の素直なゴメンネより、大野さんのワガママ。
これ翔さんにおいて絶対ね。ていうか、
「うっ…大野さん…痛いんですよ…」
くっついてくるのは良いんですよ？でも熱のせいでちょっとでも服がこすれるだけで痛みを感じる。
「翔ちゃん、皆で寝ようよー。ニノのことも心配だし」
相葉さんはただお泊まり気分を満喫したいだけな感じがするけど…
「分かった…静かにしろよ」
ごめんな…って頭を撫でてくれた翔さんの髪の毛から水滴がポタリと垂れた。
＊
電気も消えて、翔さんの部屋に5人でギュウギュウになって寝る。
「いっ……ハァ…」
「ニノ、ホントに大丈夫？」
「んっ……平気平気…」
「ニノ。よく寝れるおまじない」
潤くんがベットの下から手を伸ばし、俺のを掴んだ。
なんだそれ、って思ったけど、安心する。
後ろからは大野さんがポン、ポン、と添い寝をしてくれる。
「明日はきっと良くなってるよ」
「おやすみ、ニノ」
「んっ、おやすみ…」
4人がここにいる。なんだか、それだけで良く眠れるみたいだ。
【月と苺とｱｲﾗﾌﾞﾕｰ】fin.
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cherry(プロフ) - 雪架さん» ありがとうございます！心理描写は毎回ちゃんと伝わるか不安になりながら書いているので、嬉しいです(^^)ニノちゃんの病系は…私の萌えるポイントを詰めこんでおります(笑)なのできっと、楽しんでいただけると思います…(*^^*) (2015年3月18日 18時) (
レス) id: f2132e69e9 (このIDを非表示/違反報告)
雪架(プロフ) - 五人それぞれに色んな思いがあって、優しいお話がとても素敵だなって思います。いつも楽しませていただいています。にのちゃんの病系、ひっそり楽しみにしています！（*＾-＾*） (2015年3月17日 9時) (レス) id: dfc0dc1d1e (このIDを非表示/違反報告)
cherry(プロフ) - なみさん» ありがとうございます！お泊まり会、書いていてとても楽しいです(*^^*)素敵なリクエストありがとうございました(^^)拙い文章ですが、お付き合い下さい(^^) (2015年3月7日 21時) (レス) id: 182439bf5e (このIDを非表示/違反報告)
なみ(プロフ) - リクエストしたお話、早速書いて頂きありがとうございます！お泊まり会、私もワクワクしちゃいます^ ^続き楽しみにしてます！ (2015年3月6日 23時) (レス) id: 3c47c6d247 (このIDを非表示/違反報告)
cherry(プロフ) - 翔菜さん» 翔菜さん。コメントありがとうございます(^^)リクエストはPhoto Storyのパート1で、期間限定で受けつけたものとなっております。なので今は受けつけていないんです(^_^;)すみません…。また機会があれば、リクエストを募集するかもしれませんがf(^_^) (2015年2月5日 16時) (レス) id: 182439bf5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cherry
| 作成日時：2015年1月31日 14時
