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優side
「疲れたー！」
今日の部活も終わり1年で部室に集まっている
「そーいや先輩がなんかすごい楽しみにしてたんだよな…
蓮、何のことだか知ってるか？」
「え！？し、知らないけど…」
「ｗｗｗ」
さすがに動揺しすぎだろｗ
「ふーん、まぁいいや」
「ホッ…喉乾いたー！」
「はい、Aスポドリ飲む？」
「飲むー！」
まるで小動物のように飲み物を飲んでいる
かわいい…
「友達から聞いたんだけどさ、来週隣の公立の体育祭じゃん？
俺ら授業だけどさ…
そこでやる女子のダンスがめっちゃかわいいんだって！！」
「ゴホッ！？」
さっき誤魔化せたと思っていた話の再来で
思わず咳き込んだA
「ちょっｗA大丈夫？ｗ」
「笑いながら言うな！」
周りの仲間はAがその1人だなんて微塵も考えてないんだろうな…ｗ
「衣装手作りなんだろ？見てみたいわ…」
「そうだね〜」
各自話をふくらませてる
俺には彼女いるからな…！
「そーだ、優の彼女ってそこだろ？
可愛いのか？写真見せろよ！」
「そーだぞ、俺ら見たことないんだから！」
「え…ゴホッ」
「お、俺の彼女！？」
いきなり振られてAは咳き込んでるのが収まらないし
俺も焦る
「え、なんか嫌だわ…」
「なんでだよ！？」
「あーもう!彼女一人じめしたくて何が悪いんだよ！？」
「え…///」
「…あーなるほどねｗごめんごめんｗ」
「悪かったって〜ｗ」
やっちゃった…
周りはニヤニヤしてるし当の彼女は赤面してるし…
「…彼女に言っておくｗ」
「おい！恥ずかしいからやめろよ！？」
…Aにからかわれるし…
言わなきゃ良かった…
「…そう言ってくれて嬉しいよ…♪」
「！」
…まぁAが喜んでくれたからいっか
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作者名：にのあや | 作成日時：2017年5月21日 12時
