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「三日月！！」
「任せろ」
Aが護符を飛ばし、敵を消していく中、背後や死角を守る加州、一期。
時折、学習した遡行軍が札を避け突進してくる。
それを三日月が切る。
言葉が交わされたわけではないし、以前このような状況があったわけでもないが、自然とこのような、連携のとれた形になっていた。
「主、大丈夫？」
「ああ」
「俺たちも頑張るから！！」
時折、敵を追い、もしくは誘い別の班の刀剣男士たちが近くへ来る。
その度にAに声をかけた。
「主、離れないでよ」
「ああ、わかっている」
加州が振り向きざまに言った言葉に、Aは頷く。
「加州、こちらを気にすることはないぞ。
俺がいるからな」
「あー、はいはい。そうでしたね」
敵を切りながら、自信満々の三日月の言葉に苦笑いをこぼす。
「大丈夫だ、加州。
私はここにいる。
みんなが守ってくれている。
守ってくれている限り、どこにもいかない」
Aが言い、三日月たちは顔を見合わせた。
主は、気づいて言ったのかと。
刀剣男士たちは思っていた。
もしかしたら、これが本当に最後かもしれないと。
Aに下された命令は『救援』のみ。
つまり、この状態が終わって仕舞えば、また、Aは政府によってこの本丸から出て、また別の本丸へ着くこととなる。
それを三日月が許すかどうかはともかく、他の刀剣男士にとってはこの戦いの終了に、主との別れを感じていた。
だから、戦いながらAの姿が見えれば、無理をしてでも近づき、声をかけた。
「私は、大丈夫。ここにいるから」
念を押すように言いながら、Aは護符を飛ばした。
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あき(プロフ) - 華音さん» こんにちは。ありがとうございます！とっても嬉しいです。修正したいのですが、時間があまりとれないので、どこがどう間違っているのかも一緒にお伝えしていただきたいです(^^;)読みづらかったとは思いますが、ここまで読んでいただき、ありがとうございました！ (2021年9月16日 12時) (
レス) id: aa37dea49f (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - こんばんわ☆初めまして！面白くて感情移入しながら一気読みしてしまいました（＾ν＾）ただ、所々ですが誤字脱字や一文字抜けている部分がございましたので見直してみて下さいね。 (2021年9月13日 22時) (レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - 一気読みしました！最後の最後に感情を取り戻した呪術師審神者は幸せに暮らせてるといいですね！ (2020年2月5日 17時) (レス) id: b5fce10f2a (このIDを非表示/違反報告)
ブラッディ・ドリーマー(プロフ) - 架音さん» いえいえ。今まで読んでいただき、ありがとうございました。 (2019年9月15日 10時) (レス) id: 71334657d1 (このIDを非表示/違反報告)
架音(プロフ) - 遅くなってしまってすみません。最終話まで読ませていただきました。とても感動しました！素敵な作品をありがとうございました！更新お疲れ様でした。 (2019年9月14日 22時) (レス) id: 28682758c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あき | 作者ホームページ：
作成日時：2019年4月23日 22時
