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蝉が鳴く。暑さに目眩を起こす。
ただでさえ暑いというのに、

貴方の温かい手は、
ただ私の手を包むように握る。


どくんどくんと心臓の音がうるさい。
貴方の真っ直ぐな瞳に、頬が熱い。

熱中症か?それとも……。
そう考える数秒のうちに、
貴方の手のひらは私の頬を包み込む。

あ、と思ったのも束の間で
私の唇は貴方に奪われた。

熱を帯びた唇に、
頭がくらくらし始める。

柔らかい、貴方の唇が離れた時
名残惜しく思った私には
馬鹿という言葉がお似合いだろうか。


あの夏の日を、

私は忘れることができない。






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設定タグ:久々知兵助 , 五年生 , 忍たま   
作品ジャンル:ラブコメ
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作成日時:2018年10月17日 10時

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