また、あした【sota.u】 (ページ4)

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4.思い出ページ4

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キーンコーンカーンコーン

『…はぁ。最悪』

久しぶりに竜生の夢を見た。

『現実だったら良かったのに…』

竜生とは、去年同じクラスだった。

クジで不運にも学級委員になってしまった私は、不良で授業に出ない竜生のお世話係と化していた。

竜生はいつも屋上でサボっていた。

初めは全く相手にされなかったけど、迎えに行くうちにだんだん心を開いてくれたのか、沢山話しをしてくれるようになった。

そして1年前の9月上旬、この屋上で私は竜生に告白をされて付き合った。

沢山デートをして、電話もして、学年内でも'お似合いカップル'なんて言われてとても幸せだった。

なのに、

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竜｢A、別れて欲しい｣

1年経ったある日、屋上で突然告げられた。

『なんで…？』

理由を聞いてもずっと無口なままの竜生。

でも、突然泣き出した。

竜｢ごめ…んっ、もう、、、好きじゃ…無くなったっ、、、｣

『竜生…』

そう言うと竜生は屋上を出ていった。

ここで私と竜生の恋人という関係は終了した。

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『好きじゃなくなって振るだけなのに、なんであんなに泣くのよ…。』

竜生が泣くから私泣けなかった。

ほんとなら、泣くのは振られた側なのに…。

それっきり私は竜生とは1度も会ってない

私と別れた後、竜生は、

転校した＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿。

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