2.転校生 ページ2
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颯「親の転勤でここに来ました、サッカーが好きです!」
…親の転勤か、、、大変そう…。
颯「みなさんと仲良くなりたいです!よろしくお願いします!初めまして〜」
そう言ってニコッと笑った転校生。
『初めましてのタイミング違くない?』
こっそり湧に話しかける
湧「天然そう(笑)」
きっと天然なんだろう(笑)
高身長、イケメン(?)、天然、、これは絶対…
「ねぇまって、惚れた」
「それな?まじうちらのクラスに来てくれたの最高!」
…はい、モテモテです。
クラスの女子たちが一気に騒ぎ出した。
正直転校生とかどうでもいい、それより、ラーメンが楽しみ、
先「お前らーうるさい(笑)」
颯「あの、俺の席は??」
先「あ、そこ!」
先生が席の場所を指さした
ボーッとしていた私をクラス中の視線が襲ってきた
『え?』
先「平塚の隣空いてるからそこに座ってなー」
颯「はぁい。」
そう言ってこちらに近づいてきた転校生。
隣の席に座り、
颯「よろしくね、しらつかさん」
満面の笑顔で、盛大に名前を間違った転校生に、少し笑った。
『よろしく、まぁ、し、じゃなくて、ひ!なんだけどね笑笑』
颯「あ、そうなの?ごめんね、平塚さん」
『いや、全然(笑)』
あークラスの女子の視線!!!痛い!!ごめんなさい!!!
クラスで目立ちたくもなかった私は、ホームルームが終わったあと、すぐに席を立った。
湧「A?あ、またいつもんとこ?」
そう言って指で上を指した。
『そうそ!』
湧「いってらー、先生には適当に言っとくわ」
『ありがとう!!ごめんね』
湧「いーって笑」
そして私は屋上に向かった。
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作者名:めう | 作成日時:2021年10月12日 23時