7輪目 ページ7
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「昨日の俺のラジオ聞いたか?また名言残しちまったよ。」
「聞かせてやるよ。」とアーカイブを勧めてくる山田を断って、仕事を始める。
パソコンを叩いて授業の準備を進めていると、ふと「山田のラジオは23時から」ということに気がつく。
その時俺は…華野と…
昨日の記憶がフラッシュバックして、顔に熱が集まる。
おいおい。ここ職員室だぞ?今俺はどんなだらしない顔をしているんだ。
「なんか顔赤いわよ、イレイザー。冷房強くする?」
『っ!ミッドナイト…』
額に手を当ててため息をついていると、ミッドナイトに話しかけられた。
まずい。この人に華野のことがバレたら色々まずい。
火照った顔を煽ぎながら、「外が暑かったんだ。」と嘘をついた。
そんな俺を見て、ミッドナイトは不思議がる。この人が見かけより鈍感で助かった。
始業のチャイムがなったので、HRをしようと、1-Aへ向かう。
教室へ入ると、全員きっちり自席に座っていた。
『おはよう。今日の2限と3限の授業が交代になった。間違えないように。』
「はい!」
『他何かあるか?』
「はい先生!本日回収のプリントがありますわ!」
事務連絡をした後、
何かあるかと催促すると、八百万が、指先まで伸ばして挙手した後、そう発言した。
失念していた。保護者印を貰ってくるようにと伝えていたプリントがあった。
すっかり思考が駄目になっているようだ。引き締めなくては。
『あー、じゃあ出席番号順に集めて、飯田が持って来てくれ。』
そう言い残して、職員室に戻ると、教員は誰もいなかった。
全員一限に授業あるのか…
集中できるから静かな環境が好きだ。
ヴィランの報告書制作など色々な仕事をこなしていると、静寂を破って、電子音が鳴った。
俺のスマホからだ。
“消太さん、どうせゼリーしか食べないと思ってお弁当入れときました”
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