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洗濯籠を運び終えたのでスガくんにお礼を告げると、干すところまで手伝うと言ってくれた。

お気持ちだけと思ったが、休憩中だから!と言ってもう干し始めている。



「Aちゃんって4月の練習試合居なかったけど最近入ったの?」

『そうそう!マネの仕事難しくて、今日は潔子ちゃんに沢山助けてもらったよ。』



一枚ずつ丁寧にギャラリーの柵にかけながら、談笑する。



「あー、清水と話してたもんな。田中と西谷が大騒ぎしてたよ」

『ふふw心配しなくても烏野から潔子ちゃん取ったりしません!』



本当かー?と言って無邪気に笑うスガくん。やっぱりこの人の笑顔は素敵だ。



しばらく話していると、レフトー!と聞き覚えのある声が聞こえた。

下を見ると、貴大がスパイクを打とうとしている所だった。

選手達はみな翼が生えているのかと思うほど飛ぶ。貴大も例外ではなく、思わず魅入ってしまう。



「花巻が気になんの?」

『っえ!?』

「いやいやwめっちゃ見てるじゃん。」



なんだお前ら付き合ってんのかー?とスガくんに茶々を入れられる。

否定すると、このリア充が、と睨まれた。喋ってみると初っ端のイメージと違う面白い人だと分かった。



「花巻にAちゃん一生懸命仕事してますって言おうか?」

『スガくん、面白がってるでしょ?』

「バレたか。」



スガくんは黒子のあたりを掻いて、ふにゃりとした笑顔を作った。

籠を見ると最後の一枚だったので、これで終わりだから練習戻ってね。ありがとう。と伝えようと口を開くと、スガくんは一変して真剣な表情を作って私の手を取る。



『……どうしたの?』

「Aちゃん、俺のこと覚えてない?」

『え?ごめん、初対面じゃなかったかな?』

「……。いや、なんでもない!そうだよな、初対面だよ!」



私が覚えていないと伝えるとあまりにも悲しそうな顔をするので、申し訳ない気持ちで一杯になる。

もし初対面でないなら昔の思い出を無かったことにしたくなくて、また笑ってほしくて、必死で頭を回す。

練習に戻るねと身を翻したスガくんの背中は、ある記憶を呼び起こした。

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紗雪(プロフ) - ルアさん» ルアさんコメントありがとうございます!!うわ…それは神展開ですね…✨ぜひ本編で書きたいんですが、難しかったら番外編として書かせていただきます…!!素敵なリクエストありがとうございます💕💕 (12月7日 10時) (レス) id: 04ae3b6adc (このIDを非表示/違反報告)
ルア - めっちゃ面白いです!あの…ちょっとリクエストみたいな形なんですけど悪女が入ってくるけど信頼強すぎて…みたいな展開みたいです!更新待ってます! (12月7日 8時) (レス) id: b69da03570 (このIDを非表示/違反報告)
紗雪(プロフ) - KRさん» 嬉しいです😭1週間に一回くらいのペースで更新できるように頑張ります! (9月7日 19時) (レス) id: 04ae3b6adc (このIDを非表示/違反報告)
KR - おもしろいです。更新頑張ってください (9月7日 19時) (レス) @page41 id: ca91e4e11e (このIDを非表示/違反報告)
紗雪(プロフ) - むあちゃん!さん» お久しぶりです!ありがとうございます、ようやく落ち着きましたので更新開始します〜!待ってて下さり、ありがとうございます! (8月30日 11時) (レス) id: c3ca747b27 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紗雪 | 作者ホームページ:無い  
作成日時:2024年12月28日 19時

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