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皇「はい、これは一回没収ね？」
『え、まって、』
手に持っていた勉強道具は皇輝くんの椅子の後ろに
あれはもう取れないやつだ...
ばいばい、うちの勉強道具たちよ
皇「はい、○○。こっち向いて？目合わせて？」
『っ、、』
皇「俺らに隠してることあるんじゃない？」
『へっ、？』
皇「 足元ずっとフラついてるし、目の下、隠せてると思ってる？俺らの目は騙されない。最近の○○のこと、なんでもいいから教えて欲しいな？」
皇輝くんは怒鳴るんじゃなくて、優しく諭すように
ちゃんと言葉を一つ一つ選んで話してくれる
それはきっとうちのこと真剣に考えてくれてる証拠
だから自分も話そうと思って声を出そうとする
だけど話せば絶対に怒られるのは目に見えてるし、
なによりこの少し重い空気が邪魔をして、上手く声が出せない
そして続く沈黙
この状況を打破する方法もなんにも思い浮かばない
皇「ごめんね、○○にはちょっと荷が重かったな。
こっちでお話しよ？」
どうしようとしばらく目線を動かしていると、皇輝くんは"こっちおいで" って言ってくれて、近くのソファーに座る
長机がなくなって、すぐ隣に皇輝くんが居るからなのか、重い空気が消えた
皇「どう？喋れる？」
『う、ん、、今テスト期間でさ、最近寝れてなくて。他の塾とか行って勉強してる人に比べたら、こうするしかなくて... 迷惑かけてごめんなさい、』
皇「別に迷惑かけられて怒ってるんじゃないよ？ただ、自分の体をもっと大事にして欲しいと思って。」
皇輝くんはうちの肩を横抱きにするから、自然と皇輝くんの肩に頭をのせる体制になる
皇「○○は女の子だからさ、俺らよりもっと気を使って欲しいな。勉強だったら誰に聞いても教えてくれるよ？だからそんな無理しないで。」
『うん、ごめんなさい、』
皇「はい、この話おーわり！ ご飯も食べれないんでしょ？とりあえず俺ここにいるから寝な」
この体制のまま頭をぽんぽんしてくるから自然と襲ってくる眠気
そのまま目を瞑って、意識を手放す
最後に聞こえたのは皇輝くんの"おやすみ"という声だった。
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すとろべりー(プロフ) - みなみさん» リクエストありがとうございます。書かせていただきますね！ (2021年2月25日 20時) (
レス) id: becdb9f021 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - リクエストで、豊田君と夢主の話を書いてほしいです。 (2021年2月25日 18時) (レス) id: 34a5132cfc (このIDを非表示/違反報告)
すとろべりー(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます！ 最近忍者たち人気ですよね...！！ 美紀さんも気をつけてください！ (2021年1月19日 10時) (レス) id: becdb9f021 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 少年忍者お姉ちゃんがjrグループで一番大好きなのでお姉ちゃんに教えてもらい好きになりましたコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年1月19日 10時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すとろべりー | 作成日時：2020年12月30日 6時
