検索窓
今日:11 hit、昨日:11 hit、合計:224,312 hit

いざ、那田蜘蛛山へ ページ7

冨岡「…なんだその荷物は」

『信者がくれた』

胡蝶「あらまあ重たそうですね」





食べ物やら着物やらを倉庫にしまいふたりのいる場所へ戻る。





『那田蜘蛛山にはおっかなくて誰も近づかないらしい』

冨岡「…ほう」

『行った人は度々行方不明になるんだと』

胡蝶「それは…やはり鬼の仕業ですね」

『あと異臭がやばいらしい』





ほんとにそれだけは嫌だった。あたしは五感がめちゃくちゃに優れているからより敏感だ。





胡蝶「…Aの鼻終わりましたね、おつです!」

『え待ってしのぶ?そんなこと言う人だった?いやそういうとこも好きだけどね?』

冨岡「…日は沈んだようだな」

『………』

胡蝶「………」

冨岡「………」

『いやいいんだよ義勇は空気が読めないところが可愛いうんうんうんうん』

冨岡「………やめてくれ」

胡蝶「ふっ……ふふっ…」





それから少し時間が経過した。





『…はぁ、気を取り直して、行くか』

胡蝶「ええ、そうですね」

冨岡「…ああ」





そこからは三人で全速力で走った。これで息切れするほどやわではない。





『…ここが那田蜘蛛山』





確かに、異臭がすごい。





『…()の呼吸、壱の型、円融三諦(えんにゅうさんだい)





円融三諦(えんにゅうさんだい)を使うと、生命体の位置や先の行動などがわかる。




『山の西側に蜘蛛の毒で倒れた人々がいる。薬を作れるしのぶが適任だ』

胡蝶「…わかりました」

『正面にでかい鬼がいる。なおひとり戦っているな。一番身長が高い義勇が適任だ』

冨岡「…わかった」

『あたしは東に行く。終わったら来てくれ。恐らく下弦だ。』





ふたりは黙って頷いた。





『…では、お互い最善を尽くそう』





その言葉を合図にそれぞれの目的地へ向かう。

…下弦の鬼に加えもう一匹鬼がいるな。

人間の息は薄い。早く行かなければ間に合わない。

たくさんの木々を抜けると、





『……見えた』




















『全集中 ()の呼吸 参の型 虚融澹白(こゆうたんぱく)

鬼殺隊を支える"柱"→←合同任務会議



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (377 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1125人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 ,
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

アメちゃん(プロフ) - ギャァーーーーー続き気になるじゃんかぁーー (2020年9月17日 22時) (レス) id: 4db45bcbc3 (このIDを非表示/違反報告)
うべぇん - 鱗滝のジジイに彫ってもらった麺てwwww誤字脱字が面白すぎてわろけてましww (2020年6月13日 0時) (レス) id: 5654052a0b (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - ぎゆさね推しさん» 頑張りまっす! (2020年4月8日 17時) (レス) id: ebc4954dcf (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - ゆりなんぽんさん» はい!あいざいます! (2020年4月8日 17時) (レス) id: ebc4954dcf (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) -  鬼滅の刃 loveさん» うわああざます号泣 (2020年4月8日 17時) (レス) id: ebc4954dcf (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ハル | 作成日時:2020年2月26日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。