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#99 ページ49

ジョングクside






「私、この人にカッターで刺されたの····」



その言葉を聞いて、サランのマネージャーがAヌナに近づく





ヌナに近づけさせまいと動こうとしたが、呆気なくサランに阻止される


オッパ·····、と上目遣いで俺の腕を掴んで離さない







ヌナの方を見ると、サランのマネージャーがヌナのメイク用のバックを漁っていた






すると、


「あった!!」


サランのマネージャーがわざとらしく大きな声で言う




ヌナのバックから出てきたのは、カッターだった



キャップを外すと、刃には血がこびりついていた





「あのカッターですっ·····あのカッターで私の手を·····」




サランの怯えたような声に触発されたのか、サランのマネージャーがいきなりヌナの胸ぐらを掴んだ







「うちの可愛いサランに怪我をさせるなんてっ·····どういうつもりだっ!!」










その瞬間、俺の中の何かがプツリと切れた

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作者名:ローウェイ | 作成日時:2022年8月28日 1時

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