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#83 ページ33
EXOとバンタンで帰り道が違うため、途中で別れる
別れた直後に、私を呼ぶ声
「A!!」
振り返ると、テヒョンがもう一度口を開く
「鈍感なAも好きだよ!!」
いきなり何言ってんだ·····
それを言って満足したのか、テヒョンはくるりと向きを変えて小走りでメンバーのもとへ帰って行った
わけがわからず、しばらく突っ立っていると、こちらをチラッと振り返ったテヒョンと目が合う
するとテヒョンはニカッと笑い、手をブンブンと振った
「Aも鈍感だよな。テヒョンがちょっと可哀想に見えてきた」
と、隣に立つベクオッパ
『私、何一つ理解できてないんだけど』
「まぁ、そのうち分かるだろ。とりあえず帰んぞ」
まだ手を振り続けているテヒョンに、軽く振り返してからベクオッパを追いかけた
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作者名：ローウェイ | 作成日時：2022年8月28日 1時
