Life is hard２ (ページ30)

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「お姉さん、すげー可愛いね」

「俺、超タイプかも！」

「今暇ならさ、俺たちと遊ばない？」

『いや、連れがいるんで』

正直、相手にするのもめんどくさい

「えー？もしかして彼氏？」

あれが全員彼氏なら、私は何股していることになるんだろう

·····ただのクソビッチじゃねぇか

現在スイカ割りに熱中している男たちを思い浮かべながら、呑気にそんなことを考える

「そんな彼氏ほっといてさ、俺たちと遊ぼうよ」

私、彼氏なんて言ってないんだけど·····

勝手に決めつけて、こっちの話を聞く気なんてさらさらないようだ

私は今、右手には日傘、左手には浮き輪を持っている

「俺らと遊ぶ方が絶対楽しいって！」

日傘をぶっ刺すか·····浮き輪でぶん殴るか·····

どうやって追い払おうかと考えていると、突然後ろから聞こえた低い声

「何してんの」