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#62 ページ12
今日の仕事を終え、渡された地図を頼りに目的地に向かう
しばらく歩いていると、目の前にこぢんまりとした喫茶店が現れた
中に入ると、例の女がいた
「本当に一人で来たんですね。しかも時間通り」
腕時計を見ると、ちょうど7時を指している
店内は席も少なく、客の数もまばらだ
彼女の向かい側の席に腰掛ける
「まずは、何から知りたいですか?」
『あなたはバンタンのみんなとどういう関係なんですか』
「そうですね·····それはもう深い関係ですよ」
『はぁ、深い関係ですか·····』
こういう回りくどい女は苦手だ
ド直球に攻撃してくる方がまだマシだ
私が呆れたようにため息をつくと、女は少し笑って言った
「実は私、バンタン専属のスタイリストだったんです」
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作者名:ローウェイ | 作成日時:2022年8月28日 1時