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実家の前で深呼吸をする新庄。
そして両手で自分の頬を軽く叩いてからゆっくり玄関を開ける。
静紀『ただいまー』
母「おかえりなさい。昨日まで練習だったんでしょ？疲れは大丈夫？」
静紀『大丈夫だよ。父さんは？』
母「夕方には帰ってくるはずよ。お父さん、最近忙しそうだったけど静紀が帰ってくるって言ったら大喜びよ」
静紀『この時期だと患者さんとか増えるんだっけ？』
母「そうね...静紀...」
静紀『わかってるよ。野球は高校までだから...あと少し頑張らせて』
母「お父さんも心配してるのよ？」
静紀『それは勉強の話？』
新庄はやや目線を下に向け、困ったように笑う。
母「勉強もそうだけど...あなたの体のこともよ」
静紀『特別に病気を患ってるわけでもないし...大丈夫だよ』
母「でも最近けがをしたり、運ばれたりすることが多かったじゃない...」
静紀『心配かけてごめんなさい。でもね、母さん。俺は平気だよ。それに今、すごく楽しいんだ。これが終わったら勉強一本に絞るから安心して。ね？』
母「本当に野球が好きなのね。静紀の顔見たらお母さん安心した。今日は好物ばっかり作るわね！」
フフフと笑う母親の顔見て、新庄は少しホッとした表情になる。
静紀『俺は少しだけ部屋で休むね』
荷物を持ち直し、階段を上がり自室へ進んでいく。しばらくすると携帯が鳴り響く。
『御幸一也...』とディスプレイを見て呟く。そして『もしもし』と携帯を耳に当てる。
御幸「家着いたか？」
静紀『うん。ついたよ』
御幸「元気...ないか？」
静紀『そんなことないよ』
御幸「昨日まで練習やってしばらく休みだーって嬉しい気持ちになったのに、もうお前らと野球してぇや」
静紀『ふふ..野球バカだ。でも、俺もだよ』
御幸「休みあけたら一緒にキャッチボールやって、ランニングして、ウエイトもやろう」
静紀『うん。約束だよ？』
御幸「正月太りしてこい！」
静紀『一也は太り過ぎないようにね！』
御幸「それはねぇから大丈夫」
静紀『一也。夏まで一緒に頑張ろうね』
御幸「....当然。まずは春だろ」
静紀『そうだね』
御幸「...静紀。」
静紀「ん？」
御幸「早く会いたい」
静紀『ふふふ...俺もだよ』
(毎日会ってた分離れると寂しくなる)
―――――
お久しぶりの更新です！見てくださっている方、お待たせして大変申し訳ありません！
また少しずつ再開をしていきますのでよろしくお願いします！
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連夜 - ホントもうヤバイくらい好き。神作としか言いようがない。小さな怪物もとっくに読んでます。応援しています。 (6月7日 2時) (
レス) @page25 id: 433cf63c41 (このIDを非表示/違反報告)
ぱいなぽー(プロフ) - このお話ほんとに好きです！！！！もうすでに五回以上は読み返してます。すごく読みやすいしほんとに好きです！！！！連載当初から読んでて一番好きです！！ACT 2の由依くんとか奥村との絡みがめちゃくちゃ楽しみです！！更新楽しみにしてます！！！ (2021年8月3日 15時) (レス) id: 42cc65e18d (このIDを非表示/違反報告)
みる(プロフ) - いずもさん» ありがとうございます！ただいまです！これからもよろしくお願いします！ (2020年12月14日 6時) (レス) id: 6d0697951d (このIDを非表示/違反報告)
いずも(プロフ) - おおおおかえりなさい！(喜) (2020年12月13日 16時) (レス) id: c8295f08c4 (このIDを非表示/違反報告)
みる(プロフ) - みーさん» ありがとうございます！また頑張っていきますのでよろしくお願いします！ (2020年12月13日 10時) (レス) id: 6d0697951d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にこさん25 | 作成日時：2020年2月3日 22時
