＊ ページ6
黄side
..................................................................................................................................
今日の真の目的地の部屋の扉を開けると、そこには...
アリーナツアーに向けて、リハ中のメンバーが集中して踊っていた。
邪魔にならんように、俺らは部屋の後ろで見学させてもらった。
リハを見学している最中、しげの顔を覗き込むと入院中では見られなかった表情をしていた。
満面の笑みではなく、真剣な顔をしていて、でも興奮して目が輝き、楽しんでいるのが分かる。
このリハを見学したいと言ったのは、しげからだった。
言われた時、正直連れて行っていいのか迷った。
リハ中の俺らを見て、焦ったり余裕を無くしたりして欲しくなかったし、何より今後の治療がおざなりになるかもしれんと思ったから。
でも、この表情を見て連れてきて良かったと思った。
少しすると、曲が終わり休憩に入った。
すぐにメンバーが俺らに気付き、周りに集まった。
桐「久しぶりやなぁ。体調はどう？」
重「んー、まあぼちぼちやな」
�陝嵬詰�せんで、しんどなったらちゃんと言いや？」
重「大丈夫、�陲舛磴鵑曚疋▲曚舛磴Δ�ら笑」
�陝屬�前、元気やん笑 この後、踊れ。笑」
神「でもほんまに元気でよかったわ」
小「しげこの後どうするん？見学してく？」
重「そうさせてもらおうかな」
藤「じゃあ、隣に淳太も居った方がええかもな」
桐「そやな！その方がしげも嬉しいやろ笑」
淳「心配やし、隣に居たるわ笑」
重「何やねん、キショいわ〜笑」
しばらくしてリハが再開され、見学した。
相変わらず、表情が輝いていてそれは時間が経つにつれ増していった。
それを隣で見て改めて連れてきて良かったと安堵した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 330人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ましろ - 小夏様、はじめまして。いつも楽しく拝見しております！てんかんや重い障害系が大好きなのでこれからもいろんなお話を楽しみにしてます♪リクエストを受け付けていただける時が来ましたらお知らせくださると嬉しいです！ (2022年9月7日 17時) (
レス) id: 45f8670b5a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：小夏 | 作成日時：2022年8月10日 18時
