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赤side
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『わからない』
このたった5文字には、俺らじゃ想像しきれないくらいの思いや迷いがあるように思えた。
重「神ちゃん、もし生きることを少しでも迷ってるなら俺は生きて欲しい...。
俺さ、神ちゃんがおらんとやっていけへん。
このツアーの間、ずっと考えてた。それやのに、会いに行かれんくてごめんな。
しんどかったよな。ほんまにごめん...。」
神「あ、や、ま、ら、な、い、で」
重「俺、神ちゃんの為なら何でもするから。
神ちゃんの手にも足にもなるから。
せやから、生きることを諦めんといて...。」
淳「しげ。お前だけ背負うな。
神ちゃん、俺らも神ちゃんのために何でもやる。
しげだけちゃう。俺らだってツアーの間ずっと考えてたよ。
やのに、全然行かれんくてごめんな。」
神「み、ん、な、に、は、し、ご、と、あ、る」
重「その仕事を頑張れるのは、神ちゃんがおるからや。」
神「お、れ、い、き、て、い、い、の」
重「生きてたらあかん人なんかおらんよ」
神「い、き、た、い。うぇ、す、と、に、お、り、た、い」
重「生きよ。神ちゃんはずっっと、これからもWESTの一員や。」
こうして神ちゃんは生きることを選んだ。
この時、不思議と一度も心がギュッとならなかった。
神ちゃんの今の姿を受け入れられたような気がした。
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小夏(プロフ) - 優さん» 優様、コメントありがとうございます。御指摘頂いた箇所を修正致しました。御丁寧に教えて頂きありがとうございました。 (2022年7月16日 14時) (レス) id: 3e3a3334da (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - 失礼します。この作品は二次創作でありながらオリ/ジナル作品になっています。ルール違反なので、オリジ/ナルのタグをきちんと外していただくようお願いします。作品を作られる際はルールをよく確認されて下さい (2022年7月16日 14時) (レス) id: 09c503bb24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小夏 | 作成日時:2022年7月16日 14時