今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:48,034 hit
小｜中｜大
その面影4 ページ9
「よし…
それでは判定に移る」
審査も終わり投票に移る
「この銀貨(コイン)が票代わりだ
審査員3人に一枚ずつ
四宮と田所くん…
より美味だった側票を投じてくれ」
投票のための皿が各Aたちと小次郎の前に置かれた
水原から票が始まった
パチッ
「……!」
恵は両手を胸元で組んで目を閉じた
「(今までの私は退学を怖がってただ逃げ回ってただけだ…
でも今やっとこの学園に残りたいって初めて本気で思えた
自分の料理に初めて本気で向かい合えた気がする
お願いです…!)」
恵の握る力が強くなった
「(私…
まだ終わりたくないです
まだこの学園に居たいです!!
皆と…
Aちゃんと…
もっともっと料理がしたいです!
だから神様っー!!)」
数回鳴ったコインの音が聞こえなくなり恐る恐る目を開けた
コインの数は恵は0枚で小次郎は3枚
この非公式食戟の勝利は四宮小次郎となった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 89人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：レンサ | 作成日時：2019年2月13日 0時
