幸平の娘は秋の選抜本戦へと挑むようです【食戟のソーマ】

強者見参2 ページ3

｢抽選の結果
Aちゃんは第一試合から出場…
対決テーマは『弁当』だ｣

『弁当って…
あの弁当ですか?』

｢その通り
今夜一晩で必要な準備を済ませ明日の本番に臨んでくれ!
…何か質問はあるかな?｣

『やー…ちょっと面食らっちゃって｢お弁当｣なんて…
この学校意外と庶民的なあるんですねー』

｢…ふん!
何を言ってるのかしら?｣

黙っていたえりなは口を挟む

｢浅学の極みね…!
弁当は日本で発達してきた独自の文化であり我が国が世界にリードしている分野と言っていいわ
四季折々の高級食材による仕出し弁当は食通達に愛され続け海外の重鎮シェフ達にも注目されフランスの辞書には『bento』として載るほどなの
正しく美食の祭典にはふさわしいテーマ…
君の得意な低俗B級グルメとは一線を画するものなのよ!!｣

『やっぱり私君のそういうとこ苦手だわー』

｢!!?｣

Aはそう言うと笑った

『私人と会話保たせるのは得意なんだけど
薙切さん君
よっぽどだわー
マジ』

｢なっ…!?｣

あの時とは合宿の帰りにえりなと2人っきりの時だ

｢な…何なのよ!!
話の筋が見えないわ!
なんか苛々する…!｣

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