新人戦〜眩惑の水路〜3 ページ32
あずさ｢過去九年誰も思いつかなかった作戦ですよ!
『魔法の使い方は工夫次第』
パーティーで九島閣下が仰ったとおりですね｣
玲『これは圧勝ね』
結果はほのかの圧勝で最終レースは終わった
ほのか｢勝ちました!
勝ちましたよ
玲さん!｣
玲『ええ
見ていわよ
おめでとう』
ウェットスーツのまま私達の所に駆け寄ったほのかは目をうるうるさせて私の手を握った
ほのか｢ありがとうございます!
私っ…
私いつも本番に弱くて
こういう競技大会で勝てたことってほとんどなくて｣
玲『そうなの?』
後ろにいた雫はそんなことないと言われ小学校の頃の話だと言われた
ほのか｢予選突破できたのは玲さんのお陰です!｣
玲『……』
ほのかはズイッと泣きながら顔を私に近づけた
玲『いや
ほのかが頑張ったからよ』
ほのか｢そんなことないですっ
玲さんがいてくれたからっ｣
今日の競技は全て終え夜になり私はホテルの部屋に入った
玲『！
深雪
まだ寝てなかったの
明日は試合でしょ
油断しすぎよ』
入ると深雪がベットから立ち上がった
深雪｢…お姉様
雫から聞きました
『インデックス』に登録される名誉を断られたそうですね
──それは
やはり｣
玲『そうよ』
深雪の言いたいことが分かり私は冷静に答えた
玲『新魔法の開発者となれば身元を調べられる
四葉とのつながりを暴き出されるかもしれないからよ』
私はあの時から──
玲『私は四葉──
深雪…貴女の｢ガーディアン｣よ』
ガーディアンとしての務めを果たす為に早くこの想いを捨てなければいけない…
玲『貴女を守る
そのためだけに生きていく
ガーディアンが表に出る必要はないわ
あくまで日陰の存在
叔母上が容認しても他はするとは思えないわ』
あの時私が抵抗しなければ…
深雪｢お姉様…!｣
深雪が私の胸に飛び込んだ
深雪｢わたしはいつまでもお姉様の味方ですから
私だけではなく叔母様達も味方です
ずっとお姉様の味方ですから…｣
私は深雪の頭を優しく撫でた
新人戦〜氷炎〜1 ※途中から視点なし→←新人戦〜眩惑の水路〜2※視点なし(途中で戻ります)
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レンサ(プロフ) - 鮭大根大好きの妹さん» コメントありがとうございます!頑張ります!! (2020年12月28日 16時) (
レス) id: deb4c4cfdc (このIDを非表示/違反報告)
鮭大根大好きの妹 - 初コメ失礼します！深雪可愛いすぎる，！更新頑張ってください！ (2020年12月28日 11時) (レス) id: 206c89cdd5 (このIDを非表示/違反報告)
レンサ(プロフ) - ゆりりんさん» コメントありがとうございます!月１更新ですが頑張ります! (2020年12月27日 20時) (レス) id: deb4c4cfdc (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - なぜ星は一回しか押せないのか…あっ続きを楽しみに待ってます(*^-^*) (2020年12月27日 19時) (レス) id: 9679665185 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レンサ | 作成日時：2020年7月12日 20時
