R.O.S.E 2 (ページ39)

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ジュノの家ページ39

タクシーが止まる

「おい、着いたから降りろ」

………

上を見上げる…

「…ジュノも、すごいとこ住んでるね……やっぱり…」

「あ？……いいから、早く来い」

中に入る…

ジュノの部屋について、ドアを開けてくれる…

「どうぞ？」

………

なんか、急に緊張してきた……

「…あー、やっぱり……」

「だぁ、めんどくさい…早く入れよ」

って背中を押される

ジュノが靴を脱いでリビングの扉を開けると

「ミャー…」

私の足元に猫ちゃんが寄ってきた…

「わぁ、かわいい」

私はしゃがんで、猫ちゃんを撫でる

「それは、ジャニ」

「ジャニちゃん！はじめましてー、Aです」

喉が、ゴロゴロ言ってる……

ドアからこちらをみてる猫ちゃんがもう一匹

「こっちは、ウォリ」

「ウォリちゃん！はじめまして……あ、」

ふいっといなくなる

「ははっ、ウォリは俺にも寄ってこないから」

ジャニちゃんを抱き上げて中に入っていくジュノ

「早く来い」

「…あ、お邪魔します」

中に入ると…たくさんCDが置いてある

「…ウヨンのお家は、レコードがたくさんあるけど、ジュノのお家は2PMのCDが多いね」

「あー」

「とりあえず座れば？」

ってソファをポンポン叩く

「……失礼します」

「…なんだそれ」

ははって笑う

「……そんで、どうすんだ？お前は」

「…え？」

「え？じゃないよ。……ウヨン、呼ぶ？」

「………」

「…ずっと、ここにいる気？」

「………いても、いい？」

「……は？…ダメに決まってんだろ」

「……だよね」

「………お前はウヨンが好きなんだろ？」

「うん。」

「じゃあ、ちゃんと話せよ。

あんな女なんか、ほっとけ」

「………」

「……過去は過去。今のウヨンは、今までのウヨンよりかっこいいんだ。それはお前に会ったからだろ？」

「…そうなのかな……」

「そうだよ」

「………」

「……呼ぶぞ？ウヨン」

……コクンと頷く……

……ジュノが、電話を掛ける