キスの記憶 ページ4
「?!」「!!?」
「うわぁーー!!なにすんだよ?!」
ジュノさんが唇を手で拭ってる
「……Aの唇、忘れたでしょ?」
「は?!」
ウヨンも自分の唇を拭いながら、今度は私を引き寄せる
「…ウ、ウヨ……?!」
私の唇を食べるようにウヨンの唇が降ってくる…
「…んん…」
「?!」
ジュノさんが赤くなってるのがチラッと見えた
ウヨンの唇が離れることはなくて、
ドンドン深くなってくる…
私の舌に舌を絡ませながら
私の後頭部を押さえ込んで、角度を何度も変えて
深く、深く唇を押し付ける…
「…んっ……」
……あぁ……ダメだ……
立ってられない……
腰からガクッと崩れそうになるのをウヨンがギュッと引き寄せて、まだキスを続ける…
「……んん……はぁ、はぁ…」
やっと、唇が離れたときには私はフラフラになっていた…
「ジュノの記憶から、Aとのキス…消えた?」
「……き、消えたよ!!消えた!!全然思い出せない!!」
ジュノさんが今までにないほどに真っ赤になって首をすごい勢いで振ってる…
「…じゃあいいよ。もうこの話はおしまい。」
「……ウ、ウヨン……」
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作者名:hana | 作成日時:2018年7月9日 7時