R.O.S.E 2 (ページ26)

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助けて【ジュノside】ページ26

【ジュノside】

はぁ。

こんなとこで、この女と二人きり……

ちょっと、いや、かなり…キツイ……

ウヨンにまた、何て言われるか……

……そして…

Aは…やっぱり、巨乳だし…

かわいい……

よく話すようになって、中身のかわいさにも気付いてしまった……

……はぁ。

カッターシャツの隙間から…チラッと谷間が見える……

…もう、ほんとに勘弁して……

誰か早く…開けて……

「…ジュノさん、ジュノさん」

「…ん？」

「…なんか、誰かの声が聞こえない？！」

「え？！」

二人でドアに耳を付ける

『……ジュノー！？……ジュノー』

『あ！！チャンソンだっ！！！やった！！きた！！！』

ドンドンドンドン！！！

『チャンソーーーン！！ここだ！！開けてくれ！！』

俺とAは必死にドアを叩く

コンコン…

『…ジュノ？』

『チャンソーーーン！！！』

ドア越しにチャンソンの声が聞こえる…

『…なんで、こんなとこいるの？』

『いいから、早く開けて！スタッフ呼んできて！！鍵かけられたんだ！！』

『あー、わかった！……あ、ジュノ！hanaコスメの社長さん、しらない？』

『あー、ここにいる！』

『…え？』

『一緒にいるから、早く開けて』

『……ちょ、ちょっと…ジュノ。ウヨンの…彼女だよ？わかってる？』

『あ？！わかってるよ！』

『……間違いは…起こしてないよね？』

『……間違い？…はぁ！？ないわ！！早く開けろ！！』

『OK、待ってて』

バタバタと走っていく音が聞こえる

…間違いって、……

チラッとAを見る

「よかったね！開けてもらえる？！」

「…あぁ」

…よかった、韓国語わかってなくて…