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-まもなく〜○○駅〜○○駅〜、終点でございます。お出口は左側です-


「おっ!きちゃ〜!!降りるぞ〜!!」

「精神年齢が下がっている気がする…」


電車を降りることで脳みそが精一杯で、剣持の言葉は聞こえていなかった。
でも、どうせそんなことを言ってるんだろうとは察せたので理解はできた。
電車に乗るのが久しぶりすぎて、やけにテンションが狂ってしまったのだろう。仕方ない。


電車を降りて、見知らぬ駅のホームに到着した。
ここからは徒歩1分くらいで着くとのこと。その道のりにはコンビニがあるらしく、買い食いもできるというスーパーポジション仮住居に剣持と共に向かう。


「剣持っていつもあの速さの電車に乗ってるの?」

「いや、時間によっては特急とか快速とかに乗ったりするときもあります」

「今日のは急行だっけ」

「そうですね。着きましたよ、シェアハウス」


何気ない会話をしていると、剣持が大きい建物の方を指差した。
白壁をメインとしたナチュラルでオシャレな見た目で、かなりの大きさだ。
これは期待できると確信した。


「とりあえず上がってください。車が来たら危ないですから」

「あ、うん。どうもありがと。めちゃめちゃ凄い…!」


こんなにも大きくてオシャレな建物はアニメ以外では見たことがない。
正直、夢ではないかと疑ってしまうほど綺麗だ。こんな場所に住めたらと思うと感動してしまう。
あとは部屋の広さと住居人だけ。

 
「とりあえず、お邪魔します」


すべてに期待しながら、私は玄関に足を踏み入れた。


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漆黒の猫耳パーカー後輩(プロフ) - アイズさん» ご指摘ありがとうございます!訂正させて頂きます! (2022年2月23日 22時) (レス) id: ec3d3b9b84 (このIDを非表示/違反報告)
アイズ(プロフ) - 設定のところなのですが、一番最初のカッコの中に、女子高校生じゃなくて女子高校と書いてあります! (2022年2月23日 16時) (レス) @page1 id: b378057dbe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:漆黒の猫耳パーカー後輩  | 作者ホームページ:https://twitter.com/rETgYO8s7o40RSr  
作成日時:2021年11月26日 11時

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