ヒロインは自分じゃないのに

13人のクリスマス前半（番外編） ページ48

backnumberのクリスマスソングの歌詞を
題材として書いています。
by蛍虹

ーsideがコロコロ変わります。ー
(A)
リンリン…
色んな所から鐘の音が聞こえてくる。

「もうクリスマスか。やっと会えるな。」

なんて…
らしくない言葉が浮ぶ

(じゃぱぱ)
クリスマスの冬だけはこの寒さが何故か心地よくて
あれ

じ「俺、なんで、恋みたいな思いをしてるんだろ。」

きっと「聖夜だ」と言う声や街に流れる音楽、
そしてわざとらしくきらめくイルミネーションに満ちた街のせいだよな。

(のあ)
の「Aさんに早く会いたいです！」

この会いたいと思う回数は
今すぐに会えないという思いが胸を痛くします。

の「これはAさんの事どう思うか分かるようなものです。」」

(たっつん)
それでいいんや。

た「そんな思いってことはもう分かってるんやから。
　 サンタさんや、はよ時間になってくれ…」

…サンタに頼んでもしゃーないよなぁ泣

(ゆあん)
Aさんの事を思うだけで
できれば横にいて欲しい。
どこにも行って欲しくないなんて思ってしまう自分がいる。

ゆ「どうせ、皆が思っていることだな。」

でも、もし叶うとしたら、
俺の事だけをずっと考えていて欲しい。

(シヴァ)
シ「いやーでもそんな事伝えられないなぁ」

正直すぎて格好悪いよな。
もっとかっこよく言いてぇ。
だってAさんの事はきりがないほど長く語るだけ
だからまとめて言おうかな、うん。




「「君が好きだ」」

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