ヒロインは自分じゃないのに

ーー２４＊ ページ27

「結局、シェアハウス…」

じ「ご、ごめん、僕のせいで」

「ううん、じゃぱぱさんのせいではありませんよ。
　全てはまとわりつく過激なファンが悪いんですから。」

じ「そ、そうだね。」

部屋といっても、からぴちシェアハウスのじゃぱぱの部屋。
少し散らかってて、マイクラのグッズがちらほら見える。

「黙ってても何も始まりませんので、、
　ほ、本題に入りましょう！」

じ「そうだよね！」

「えっと…」

ーじゃぱぱのドア付近ー

た「げっのあさんじゃん。」

の「しっ」

(ここからは小声で会話してます。)
た「じゃぱぱのドアに耳つけてなにしてるん」

の「Aさんもいるんですよ。」

た「え？！マジなん？」

の「そうですよ。ちゃんとできてるのか不安で
　 聞いとこうと思い…」

た「それ何時間もそうすると思うで」

の「二人のためですぅ」

た「( ´Д｀)=3」

ー本題ー

「じゃぱぱさんが私、僕、などのこと好き？だとか」

じ「まぁ本当はたっつんのせいではあるんだけど
　 僕…俺、Aさんのことが恋的に好き？なんだよね。」

好きというフレーズにはてなをつけてきた。
本当に好きなのか自分でも理解できないのか、
少しかしげてる様子。

「自分はその好きって言われて嬉しいですよ。」

じ「え！それって」

「もちろん、推しとしてです。」

じ「デスヨネー」

ーのあさんsideー

の「なんで、推しとして…」

た「一応、リスナーやからな。」

の「推しって言葉が邪魔なんですよ。」

私なら、きっとじゃぱぱさんよりもAさんを…

の「あーもう！」

た「なんでそんなキレてるん。」

の「知りませんよ！！！」

た「…？？」

のあムシャクシャします!!!

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