Fate-Grand order- 短編集

はじめの頃 ページ6

クー･フーリン(ランサー)視点


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槍「サーヴァント、ランサー。召喚に応じ参上した」



またか。
しかも女のマスター。


『…………………………』


無反応とか酷くねぇか?


槍「おーいもしもーし?」



俯いてて顔がよく見えねぇな。

お、どれどれ―



『ゃ』


槍「あ？」


『やっとランサー来たあぁ!!』



槍「!??うおっ」


抱き着かれた。女のマスターであろう奴に。なんて奴だ、いきなり挨拶も無しに抱きついてきやがって。軽く叱っておこうか。


槍「てめぇ、いきなり何しやが…」


柔らかい。上腹部らへんに、二つの柔らかさのあるものが―

『ずっとずっと待ってたんだよー!!!何故かランサーだけ来ないから!若い方のランサーは居るんだけどさ!!』


槍「あーあー悪かった悪かった。んで、顔見せてくれねぇと俺も挨拶出来んのでな。ほら見せてみろ」



少しずつ離れていく温もりが消えていく。


『ご、ごめんなさい…改めて、カルデアの職員でもありマスターをしている者です。名はA。まぁ、好きに呼んでくれたら嬉しいな』


さらりとした黒髪に珍しい組み合わせの綺麗なライトブルー。
ぷくっとした桃色の唇に整った顔の白い肌。


人目見てわかった。



――こいつは俺を好いている


そして同時に思う。

俺はこいつがタイプなんだと。




女には悪運ばかりだと思っていたが、どうやら今回はそうでも無い様だ。


槍「ふっ、あぁよろしくな?マスター」



『うん、よろしく』




嗚呼、嗚呼



ただただ思う。





いつか、いつか。いつか、この女がGrand orderが終わった後に全てのサーヴァントが消え俺とマスターだけが残り、このカルデアで2人生きる。


いいや、むしろ俺とマスター二人だけがこのカルデアから消えてどこか誰も来ない遠くの遠くまで行って、二人で生きていく。




どろどろに甘やかして、依存し合って、どろどろに溶けて解けて融けて


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嗚呼、楽しみだ


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1000万DL記念石30個配布で10連でアルトリア(オルタ)とアンメア来ました。マーリン？ぼかぁ知らないねぇ…。
星4配布はエミヤとキャスギルで迷いキャスギルにしました。やっぱり私はウルクの民だった…(ポロロン)

異常、依存、共依存 *―クー･フーリン(青槍)―*→←〇〇〇しないと出られない部屋

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