ナイトジュエリー 5nd

永遠の夢のジャスパー ページ9

『…なぜなの？』



ジャスパーは頭を抱える



ジャスパーの影響を受けたものは永遠の夢の中で眠り続ける



だからこそナイトジュエリーたちにかけたのだ



目が覚めるとブラックダイヤモンドが自分たちの仲間となっているのに期待したのだ



なのに…



『どんどん目覚めていく…ありえない』



ジャスパーは彼らに接触しようとする



『させない』



『ここまでだよ、ジャスパー』



しかし、目の前に敵である宝石の守護精たちが現れたのだ



『…またお前らか』



『悪いけどアイツらの邪魔はさせない』



双方は睨み合う



『ブラックダイヤモンド様の邪魔はさせない』



『だったら私たちは彼らが私たちの国を救うために戦うことを邪魔させない』



『あの方はこの国を良くするためにしてるのよ。あなたたちのような守護精よりもさらにいいわ』



『お前の言っているあの方はブラックダイヤモンドじゃないだろ？』



その言葉にジャスパーは固まる



『ブラックダイヤモンドに今の力を与えた奴(・)にジュエリー・キングダムを治めて欲しいんだろ？』



『それは一体誰なのこと？』



『ーーーの宝石』



「皆!!」



そこに9人と4人が来る



『…ありえない』



「薮が必死に呼んでくれたり、サファイアが引き止めてくれたんだ」



「俺の本当の幸福。改めて考えさせられたよ」



9人はジュエリー・フォンを構えた



「チェインジ、ジュエリー・スプリンドーレ!!」

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