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打ち解けた...?? ページ6

Eveくんが私のことを覚えててくれた



それだけで今までの私なら泣いてたはず



なのに


わたし今笑えてる?



いつしか"Eveくんと話したい"じゃなくて



"Eveくんと話してると楽しい"


に変わっていた



そんなこと自分でも気づいてた



だからなんか話しかけたいのに



なんも話すことがない...



あ!!

『あの!ワンマンツアー行きます!』



とっさに出たその言葉



「えっ、ほんとに?!」



『はい!』



「来週も、会いに来てくれるの?」



会いに行く



なんか不思議な感覚



『会いに行きます!』



そういった時Eveくんの目に一瞬涙が溜まったのを見てた



「あ、ありがとう。ね」



むりしんどい



『こちらこそありがとうございます、ずっとずっと応援します!』



「あ、ねえ整番どこ?」



『え〜っと、298番です』



「結構ちかい!」



Eveくんのほうから話を振ってくれたりしてめちゃくちゃ楽しくて幸せな時間でした



「あ、僕次で降りるね」



降りるのはしょうがない


降りなきゃ家に帰れないなんて分かってるのに



寂しいよ



「どしたの?」



『え、いや別に!』



「寂しい」


耳を疑った



『え、』



「時間って早いね」



ごめん全く頭が追いつかない



「またね」



『また、会いましょう』



そう言ってEveくんは電車を降りた



奇跡だった



こんなに話せるなんて



ドアが閉まった時



どこからか視線を感じた



地下鉄だから外からなわけない



だとしたら後ろしか...



『あ』



振り向くとEveくんが手を振っていた



口パクで何かを言っていたけど、それは多分文脈的に、ばいばいとかだろう



私も手を振る



精一杯の笑顔で



『じゃあね』



届きもしないのに言って



電車が出発した

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うじちゃ(プロフ) - さやてるさん» 半年も返信が遅れてしまいすみません…!!とても嬉しいです!(TT)これからもどうぞよろしくお願い致します!(現実のさやてるさんは是非Souくんと…!笑) (2020年11月8日 22時) (レス) id: d89d09a584 (このIDを非表示/違反報告)
さやてる(プロフ) - あと、小説の中の「私」がEveくんとくっついたので、現実の私はSouくんとくっついていいですか?←何様 (2020年5月28日 16時) (レス) id: 1815ceacc5 (このIDを非表示/違反報告)
さやてる(プロフ) - うじちゃさん………めちゃめちゃステキな小説じゃないですか!!!読んでてガチ泣きしちゃいました!!!Eveくんめっちゃかっこ可愛いしSouくんもめっちゃかっこいいし良い人すぎて……最後までちゃんと読ませていただきます!!! (2020年5月28日 16時) (レス) id: 1815ceacc5 (このIDを非表示/違反報告)
うじちゃ(プロフ) - プレパラートさん» そんなに!!めっちゃ嬉しいですありがとうございます◎ (2018年6月26日 23時) (レス) id: 75b924b863 (このIDを非表示/違反報告)
うじちゃ(プロフ) - 研磨LOVEさん» あおはるですね〜!◎ (2018年6月26日 23時) (レス) id: 75b924b863 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ujicha | 作成日時:2018年4月22日 18時

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