好きです Eve side ページ48
「はあ、はあ」
『そんなに走らなくてよかったのにw』
いた...
会えた
僕はAちゃんと一緒にいる
夢のようで夢じゃない現実がなかなか理解できない
自分が誘ったのに
『話って、なに?』
話...
もう
言うしかない
言わないと
あれだけSouちゃんが応援してくれてる
Aちゃんもまだ僕のことを推してくれている
でも推してくれているんじゃ足りない
イベントで会うだけじゃ足りない
たまに連絡するだけの関係は
いやだ
「あのっ」
『?』
首を傾げるAちゃん
頑張らなきゃ
「僕たち、意外と昔から知ってたよね、」
『そうだね〜』
「今年に入ってAちゃんの運が爆上がりして」
『それで毎回イベント行けてねwwwww』
「そんなに来てもらえて嬉しいなぁ」
『そんなに行けて嬉しいよ〜!』
「それで」
『うん』
「電車で席を譲って」
『譲られた』
「それからたまたま会う回数が増えて」
『ね、運命かと思ったw』
運命...
僕は運命を信じるよ
「で、それからたくさん話すようになって」
『うん』
「いつの間にか」
『....?』
「好きになってたな、」
『え、?』
Aちゃんはびっくりしてる
もちろん僕もびっくりしてる
だって文脈がおかしいし
急に告白するし
心臓がうるさくて周りの音が良く聞こえない
息を吸っても吐き出せない
あと一押し。
もう一押しだけ
させてください
「好きです」
『え...』
Aちゃんの目には涙が溜まっている
それさえも可愛くて
守りたくて
ポロポロと涙を流すAちゃんを見ていた
『あのっ...』
泣きながらも一生懸命話すAちゃんを離したくない
『好きです、ずっと前から!』
「えっ...」
『ずっと、ずっと好きでした』
...
大丈夫
あと一言だけ
言える
Souちゃんのために
僕が
「Aさん、僕と」
『はい...』
「僕と付き合ってください!」
『・・・』
え、
失敗した?
え...
『わざわざそれを言うために来てくださったんですね...』
顔を上げると頬を赤くしたAちゃんがいた
「付き合ってください」
言えた_____
『もちろんです、!!!』
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うじちゃ(プロフ) - さやてるさん» 半年も返信が遅れてしまいすみません…!!とても嬉しいです!(TT)これからもどうぞよろしくお願い致します!(現実のさやてるさんは是非Souくんと…!笑) (2020年11月8日 22時) (レス) id: d89d09a584 (このIDを非表示/違反報告)
さやてる(プロフ) - あと、小説の中の「私」がEveくんとくっついたので、現実の私はSouくんとくっついていいですか?←何様 (2020年5月28日 16時) (レス) id: 1815ceacc5 (このIDを非表示/違反報告)
さやてる(プロフ) - うじちゃさん………めちゃめちゃステキな小説じゃないですか!!!読んでてガチ泣きしちゃいました!!!Eveくんめっちゃかっこ可愛いしSouくんもめっちゃかっこいいし良い人すぎて……最後までちゃんと読ませていただきます!!! (2020年5月28日 16時) (レス) id: 1815ceacc5 (このIDを非表示/違反報告)
うじちゃ(プロフ) - プレパラートさん» そんなに!!めっちゃ嬉しいですありがとうございます◎ (2018年6月26日 23時) (レス) id: 75b924b863 (このIDを非表示/違反報告)
うじちゃ(プロフ) - 研磨LOVEさん» あおはるですね〜!◎ (2018年6月26日 23時) (レス) id: 75b924b863 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ujicha | 作成日時:2018年4月22日 18時