【歌い手】席、どうぞ３【Eve】

＊＊＊ Eve side ページ40

今日は僕の誕生日◎



そんな日にAさんに会えるなんて



夢なのか



夢じゃないのか



「Aさん！」



『あっ、Eveくん...』



夢じゃなかった...



「どこいく〜？」



気づくかな



『その前に！』



「え？」



『誕生日おめでとう！』



あっ、えっうそ、



「えへへありがとうAちゃん！」



気づいてくれない、か



『いえいえ！じゃあ、どこ行く？』



嬉しすぎるって



「僕あそこ行きたい！」



『どこー？』



やっぱり気づかないかぁ



僕が連れていったのはクレープ屋さん



「僕ここのクレープ大好きなんだ〜」



昔Souちゃんと来た時に本当に美味しくて



いつか好きな人ができたら一緒に来たかった



『食べたことない...』



「いちごかシナモンで迷うなぁ」



『なら、私シナモンにするから一口あげる！』


「え？ほんと？！やった〜」



クレープを買って席に座る



「あ、写真撮っていい？」



思い出をいつまでもとっておきたいから



「お待たせ〜たべよ！」



今日はたくさん写真撮る



それと、2つ目標がある



『いただきます！』



どうかなぁ、



『え、めっちゃ美味しい』



「でしょ？！よかった〜喜んでくれて！」



『あ、1口いる？』



「いるー！僕のもこれはい」



『いただきます〜ん！いちご超美味しい！』



「シナモン美味しい...」



『「あ」』



あっ、やばい、やばい



『ごめんEveくん！』



「こっちこそごめんAちゃん！！」



『Aちゃん？』



「えっ...あ、っそれはそのっ」



気づいてくれた、、、



でもいざ言われると恥ずかしいじゃん



「嫌だったら戻そっか、？」



『嫌じゃないよ！急でびっくりしただけ』



「そっか、wwwwwww」



少しぎこちなくなっちゃったけど



タメ口で話せて



Aちゃん、って呼べて



こんな幸せな誕生日ないよね

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