【歌い手】席、どうぞ３【Eve】

＊＊＊ Sou side ページ24

Sou「Eveくんから聞いてます、」



この子が



Eveくんの好きな人



『あ、ほんとですか』



たしかに可愛い



可愛いって俺が言うの何回目だろ



あ、そうだ



「これからEveくんの楽屋行くんですけど、一緒に来ますか？」



そういった途端彼女は目を大きく開けた



『いいんですか？！』



「あ、はい」



人見知りでコミュ障の俺には冷たくしか対応出来ないけど



それでもAさん(?)は嬉しそう



・



ｺﾝｺﾝｺﾝ



「Eveくん〜はいるね」



Eve「は〜い」



「やっほー！！！」



Eve「Souちゃん〜〜〜！...え、」



『ごめんなさい勝手に来ちゃって！』



Eve「どういうこと(小声)」



「たまたま会ったから(小声)」



Eve「ライブ前に緊張するじゃん(小声)」



「大丈夫、がんばれ(小声)」



Eve「あ、あのAさん！来てくれてありがとうございます」



『いえっこちらこそ！』



スタッフ「Eveくん、そろそろーだ〜」


「あ、もうそんな時間か」



Eve「だね、」



『頑張って、ください。応援してます！』



Aさんがそういった瞬間



Eveくんの緊張してた顔が和らいだ気がした



Eve「ありがとう！！！」



「がんばって！」



Eve「うん！」



Eveくん完璧に恋に落ちちゃいましたね〜


「そろそろ戻りましょ」



『ですね、』

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