Flowering heroine

＊ ページ47

堀夏 side.



黎弥「……………かわい〜(笑)」



泣き疲れて俺の膝の上で眠るA




慧人「……………でもよかったね、堀夏くん」



堀夏「……………よかった、……んかな」







………………………………………いつもそうだ


すぐに一人で抱え込んで一人で解決しようとする。









澤夏「……………にしても、相当我慢させちゃったな」



Aのことを優しく見つめる夏輝くん








慧人「……………あんな泣いてるAちゃん、初めて見たかもしれない。」





黎弥「…………俺らの前ではさ絶対我慢させないようにしよう」




澤夏「……………うん、そうだね」






みんながみんな愛おしそうにAを見つめてる









……………だからさ、もっとわがまま言えよな。









黎弥「夏喜、そんな顔すんだな」



夏喜「………黎弥くんもね」



慧人「夏輝くんも優しい顔してたよ」



澤夏「えー、マジか。笑 無意識だ。笑」









慧人「……………僕たちで守ってあげないとね」



黎弥「俺らのお姫様だからな」



澤夏「なんか黎弥が言うとチャラい」



黎弥「待って今良い雰囲気だった〜！？！？」









Aはさ俺ら5人の真ん中でずっと笑っててよ。









……………ただそれだけでいいからさ。

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