Flowering heroine

＊ ページ14

A side.


「ただいま………！」



颯太「あ、やっと帰ってきた〜！」



慧人「Aちゃん大人気だもんねー！笑」




……………やっぱりここが一番落ち着く。








澤夏「どうした？」





FANTASTICSメンバーがわちゃわちゃしているのを少し離れた場所から眺めていると近づいてきた澤くんと夏喜。









「なにが〜…？」



澤夏「嘘つくの下手だなあ(笑)」



頭をポンと撫でて隣に座る澤くん









「……………怖いの……………その、やっぱりさ……………私のことあんまり良く思っていない人もいるんだなって」









こっちに目もくれずにiPhoneをいじっていた川村さん。








……………別にみんなに好かれようなんて思ってないからいいけどさ。









ライブに響くようなことだけは絶対にしたくない。









堀夏「……………リーダーやるんだろ。お前がそんな弱気でどうすんだよ。」




「…………………………………………夏喜」




堀夏「自信持てよ 玲於くんがお前のこと選んだんだろ」





……………いつも弱気になった時に喝をいれてくれるのは夏喜 そんな私の背中を押してくれるのは翔太くんだったな。









澤夏「大丈夫 Aには9人がいるでしょ。」




「澤くん…………………………」



黎弥「ま、そんな気負わずにさがんばろうぜ」


肩を組んでくる黎弥。……………チャラ(笑)






勇征「A〜〜〜〜！」



慧人「勇征くんだけずるい僕もー！」



「……………苦しいよお」



抱きついてくる勇征と慧人








「…………………………みんな大好きだよ」





颯太「やだーAちゃんが好きだよだってー！」



慧人「もう僕死んでもいいー！！！」



黎弥「俺も愛してるぞー！Aー！！！」



玲於「せぐちんうるせえぞ！笑」









……………こんなFANTASTICSが愛おしくて仕方がない。

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