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会社の飲み会とかで大人数で、とかは何度もあるけど
樹さんと２人で食事なんて初めて。
樹さんの行きつけらしい小洒落たダイニングバーに連れて行ってくれた。
初めは緊張してたけどポンポンと話題を出してくれる樹さんに話も弾んで
アルコールの力もあって私たちの距離はぐんと近づいた気がする。
精神的な距離もだけど・・・物理的にも近い。
ユラユラ揺れるカーテンで仕切られた半個室のソファーに
向かい合って座ってたのに。
トイレから戻ってきた樹さんは私の隣に座った。
そして今、私の腰に手を回してる。
・・・これってどういう・・・？
「あの、樹さん？酔っ払ってます？」
『んんー？いや、そんなでもないけど。』
酔っ払ってないのにこの距離。
私・・・期待しちゃうよ。
別に処女でもないのに心臓がドキドキうるさい。
今まで付き合ってきた彼氏とはこんな甘い雰囲気になったことがない。
慣れてないから緊張する。
『ね、照れてる？』
「あ、当たり前です！」
顔を覗き込みながら喋る樹さんに戸惑いながら
私は顔を赤くして俯いた。
『かーわいい。ね、Aって彼氏いないの？』
「いないです・・・。」
ん？今、名前で呼ばれた・・・。
今まで苗字呼びだったのに。
『じゃ、好きな人は？』
「好きな人は・・・」
その時頭に浮かんだのはもちろん樹さん。
でもなぜか小さく、本当に小さく北斗の顔が浮かんだ。
え、なんで北斗？
違う違う。私の好きな人は樹さん。
だからこんなにドキドキしてるんじゃん。
頭に浮かんだ人物を消し去るように軽く頭を振る。
『A？』
「え？あ、好きな人・・・よくわかんないです。」
本当にわからない。
今までだったら樹さんって即答できてたのに。
・・・なんで北斗が出てくるの？
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nico(プロフ) - キミさん» 最後まで読んでいただきありがとうございました！また次の作品でお会いできたらと思います(o^^o) (2019年11月6日 11時) (
レス) id: da5b40ac54 (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - miumusicさん» 最後まで読んで頂きありがとうございました！北斗くんの続き、思い浮かんだら書きたいと思います(o^^o)その時はまたよろしくお願いします！ (2019年11月6日 11時) (レス) id: da5b40ac54 (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - おむらいすさん» ありがとうございます！みなさんの評価、コメントが励みでした(^^)またお会いできたらと思います(o^^o) (2019年11月6日 11時) (レス) id: da5b40ac54 (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - jesstanさん» 最後まで読んでいただき、ありがとうございます！次の作品、まだ考えてませんがまたお会いできるのを楽しみにしてます(^^) (2019年11月6日 11時) (レス) id: da5b40ac54 (このIDを非表示/違反報告)
キミ(プロフ) - 完結お疲れ様でした！需要しかございません！また楽しみにしてます！ (2019年11月4日 23時) (レス) id: b5d2cbfd12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nico
| 作成日時：2019年8月18日 7時
