【CS集】鮮やかな記憶【鈍喰夜行】 (ページ5)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:2,271 hit

◆ ページ5

【備考】
　語尾は基本的に「～～でござんす」「～～しやす」「～～でさ」といった砕けた敬語調であり、普通は商人に多い言葉遣いである。
　時々言う「～～さね」というのは分かりづらいがタメ口であり、佐倉は独り言や本心に近い事を言う時に口にしている。

　一応、学業の他に運動、音楽、剣術など人並みの教育は受けている。だが、真面目に取り組んだ試しがなく、結局は兄に教わったものがほとんど。

　偽名を使っている理由の一つは、桜屋家の次男だとバレるのが嫌だからである。庶民よりも高い身分だと判明すると、途端に貧しい者たちが余所余所しくなってしまうのが怖くて、自身が裕福なのかどうかすら話さない。
　もう一つの理由は、“秀二”という名前が嫌いだから。名前から次男だと分かるうえに、兄貴の方が優秀なんだから皮肉でしかねぇだろ、と恨めしく思っている。兄の名前は“優一”で、心優しい長男にぴったりだと思うと余計に嫌になる。
　偽名を“佐倉”にした事には、実は“桜屋”は全く関係がない。単純に好きな花であり、昔庭に咲いていて綺麗だったためである。

　幼い頃、乳母が教えてくれた小唄の数々を未だに覚えている。散歩中や何かの作業をしている時などに、ふと無意識で口ずさんでいる事がある。それは大抵、難しい言葉の羅列と独特な節回しの“よく分からない唄”だが、何故か聴いた者に子守唄のような安心感を与えるらしい。

【関係】
　親友、相棒、犬猿の仲、恋愛関係(3L可)に幼馴染などなど……
　どのような関係でも募集中です！

【作者名】
くろーさぎ