第一話 ページ3
中学をやっと卒業した、友人達と別れる寂しさを覚えながらも高校という新しい生活に思いを馳せて春休みに入った。三年間はあっという間だったなぁなんて思いながら用意された唐揚げを咀嚼する。美味しい
私がこれから通う高校はそこまで遠くない、電車一本で行ける。そこそこ頭の良い所だから校則もそこまでキツくないと思うんだよね。
「あ、Aいた」
ソファに寝転んで足をパタパタしてると母さんが焦ったように私に声をかけてきた。
『ぁえ？どしたの母さん』
「あ〜…あのね、」
『なに〜？』
「A、春から
神妙な顔で話しかけてくるから身構えてたのに当たり前のことを言うもんだからびっくりする。
「その高校妖鬼学園と交換留学してるのは知ってるでしょう？それにAが当たっちゃったから、Aが行くのは央賀高校じゃなくて妖鬼学園なの…」
『え？』
まてまてまてまて知らないぞそんなこと、交換留学？妖鬼学園？どういうこと？？
『ちょ、ちょっと待ってよ！！私そんなこと知らないよ！？パンフレットにもそんなこと書いてなかった！！！』
慌ててパンフレットを見ると「交換留学制度を取り入れており、毎年抽選で最大三人に妖鬼学園に行ってもらうことになっている」と書いてあった。
『いや、いやいやいや………そんなのあり…？』
「っで、でも！妖鬼学園は自由が売りだから多分央賀高校より生活しやすいと思うわよ！」
………じゃあいっか！！！
『悪いとこじゃないんでしょ？多分！』
「人気な方だとは思うけど…」
『まぁ自由に楽しく生活できればいいや、高校どこでも良かったし』
前向きに考えよう、むしろ最大三人の中に選ばれたんだったら運がいいのでは！！央賀高校より自由らしいし！
行きたい高校なんて特になかった私にとってはそこまでショックでもなかった、何の情報もない謎に包まれた高校に行くのは不安だけど……楽しければいっか！！
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リトマス試験紙 - 最高に面白いです。頑張ってください！！！ (12月29日 5時) (
レス) id: 597af49ddb (このIDを非表示/違反報告)
汝(プロフ) - あっあああ!!めっちゃ好きです,,,♡ (9月6日 20時) (レス) id: fe2c1e07b2 (このIDを非表示/違反報告)
霙(プロフ) - もこさん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです、励みになります。ゆっくりの更新にはなりますが次のお話も楽しんでいただけたらなと思います！ (8月5日 23時) (レス) id: c3d88da4d8 (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - 私逆ハー大好物なので嬉しいです！この小説に出てくる実況者様達全員推しなので嬉しいです！更新頑張ってください！ (8月4日 21時) (レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
霙(プロフ) - にゃーちゃんさん» コメントありがとうございます。楽しんでいただけてとても嬉しいです！徐々に色んな方を出して行きたいと思っていますので気長にお待ちくださいませ！ (7月14日 22時) (レス) id: c3d88da4d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霙 | 作成日時：2023年1月22日 23時
