中村倫也 ページ1
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深夜1時を過ぎた頃...
□□『はぁ...やっと今週終わった...とりあえず帰ったらビール飲も』
疲れ切った身体を引き摺りながら帰路を歩いているとLINEの通知音
□□『ん?誰...こんな時間に』
中村はやく
□□『倫也だ...。はやく??何が?』
3文字だけ送られてきた恋人からのLINEに戸惑いながら家に帰ってから返信しようと思いそのまま鞄に携帯をしまい足を早めた
ガチャ
自宅マンションにつき玄関を開けると
□□『え...なんで...』
玄関にあるのは見知った人の靴
中村「あ!□□!おかえり」
□□『え、あ、うん、ただいま...』
中村「ん?笑どうした?」
□□『いや、今日来る日だっけ?』
中村「んー、違うけど。何かすごく会いたくなっちゃって...ダメだった?」
なんてあざとく聞いてくる彼
ずるいなぁ...。ダメなわけないのに
□□『ううん。びっくりしたけど嬉しい』
『私も会いたかったから』
中村「うん。そんな気がした」
そう言って微笑む彼の顔を見たら今日までの疲れなんてすぐ吹っ飛んでいく
部屋に入りソファで一休みしていると
中村「あ!明日休み?」
□□『うん。休み』
中村「俺も明日オフなの。デートしよっか」
□□『え!嬉しい!久々だね、デート』
忙しくて人気者の彼とのデートは今まで数えるくらいにしかしてこれなかったけど
それでも、彼を信じて待ち続けたらいい事もあるな〜って頬が緩むの感じていると
中村「なぁに?嬉しそうな顔しちゃって」
と、抱き締められた
□□『嬉しいに決まってるよ。倫也と久々に会えてしかもデート出来るんだもん』
いつも電話やLINEでは素っ気なくしてしまう私でもたまには素直になってみようかな...なんて
中村「あら。□□の珍しいデレだ」
中村「その笑顔見れてやっぱり今日会いに来て正解だったなぁ」
お互い仕事で疲れた身体と心をお互いの体温で癒しあいながら明日は何処に行こうかなんて考える日も悪くない
中村「□□?」
□□『ん?』
中村「大好き」
□□『!!!!私も』
中村「私も?何?ちゃんと言って」
□□『...。倫也大好き』
中村「知ってる」
その一言を最後に2人で唇を合わせた
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比菜 - お話最高でした♡もしよければのせりん君で作ってほしいです (2月11日 4時) (レス) id: 149bff4f4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みすけ。K | 作成日時:2019年6月15日 20時