53話:忠告と仲間 ページ13
ロイドはそのまま何処かへ去ってしまった、きっと敵狩りしに行くのだろう。
「A君、本当にやるの？」
ハルが不安そうに聞いてくる、ルイさんはただ無表情に上に続く階を見つめていた。
俺はゆっくり深呼吸をしてから答えた。
『やるしかないだろ…ハルとルイさんは怖いなら残っててもいい、
俺は本当の死ぬ覚悟で行くからな…』
こんな厨二くさい事、リアルで言うとは思わなかった、ただ実際は俺の声は情けなくも震えていた。
『そうだハル！お前一階の眠らされている«異名者»達はどうだったんだ！？』
試しに話を逸らそうと違う話を持ち掛けてみる。
「あぁ、大丈夫、ただ麻酔で眠ってるだけで外傷、心拍、呼吸、特に異常無しだよ」
『…見ただけで分かるのか』
「外傷は言わずもがな、呼吸はお腹を見れば分かる、心拍は難しいけど医者数年続けてたら分かる様になってた」
『数年で心拍分かるのか』
よかった、無事に話をはぐらかせた様…
「«異名者»達は無事、だから僕も連れてって」
ダメだったか。
「君の言霊が何処まで通じるか分からないけど、
友達に頼ってばかりで此方は何もしないなんてヤだもん」
「私も同じ意見です」
『っハル、ルイさん…！
…こりゃ幾ら言ってもダメだなぁ…分かった』
半ばヤケクソ気味に諦め、三人揃って振り替えるや、後ろの階段を見た。
『…絶対戦おうとすんなよ、あぶねぇし』
「うん、それは任せるよ」
「何もできずに…申し訳ありません」
『じゃ、ぶっ潰しに行こう…全部終わらせる』
そう行って階段に向かって走り出し、
かけ上がった。
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レイモンド - NEONさん» ん〜ネタが思い浮かばないので無理ッスすみません(苦笑)鳥肌立つ程喜んでくれて嬉しいです！ありがとうございました！ (2018年4月29日 0時) (
レス) id: 98b61a0dbf (このIDを非表示/違反報告)
NEON(プロフ) - すごく面白かったです鳥肌立ちました第2期的なものが無いかな~って一人で勝手に期待してます笑笑 (2018年4月24日 19時) (レス) id: d80e9cd58f (このIDを非表示/違反報告)
レイモンド - 白玄 朱龍さん» 遅くなってごめんね！でもネタが思い付かないんだよね、でも頑張るよ！ (2018年1月25日 15時) (レス) id: 98b61a0dbf (このIDを非表示/違反報告)
白玄 朱龍 - 更新頑張ってください！ (2018年1月21日 22時) (レス) id: 0a2a3cf454 (このIDを非表示/違反報告)
白玄 朱龍 - レイモンドさん！黒幕が子供か…あり得ない事があり得るから面白いんだね！ (2018年1月21日 22時) (レス) id: 0a2a3cf454 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レイモンド | 作成日時：2017年11月5日 21時
