ひとりで４ ページ12
narration
和「…」
キャップをじーっとみつめて考え中の和くん。
普段はお父さんやお兄ちゃんたちに渡して、
開けてもらっています。
しかし、お留守番中で1人だということを
ちゃんとわかっている和くんは
自分で開けようとがんばります。
…実は、学校での買い物学習の時は
自分でキャップを回して飲んでいます。
家でそうしないのは、甘えているのと
いつも誰かが気づいて開けてくれるから。
自分で開ける必要がなかったから、
やらなかったのです。
和「ん、ん〜っ」
なかなか回らないキャップに苛立ち、
両手をバタバタ動かしたりしながらも
一生懸命 回そうとします。
その結果、5分ほどで開きました。
ゴクゴク飲む和くん。
いつもは誰かにストップをかけられますが
今日は1人っきりなので思う存分飲めます。
その結果、和くんは一気飲み。
さらに2本のペットボトル飲料を
飲み干しちゃいました。
雅「ただいまっ！」
超特急で買い物を済ませた雅紀くんが帰宅。
雅「…うおぉっ！？
こんなに飲んじゃったの！？
…えっ！？自分で開けられたの！？」
2つの驚きでマシンガントーク。
和くんは思わず耳を塞ぎます。
雅「あっ、ごめんね？
すごいね、和！お留守番できたし、
ペットボトルも開けられたんだ？
すごいよ〜っ！」
褒められたとわかった和くんは
耳を塞ぐのをやめてニコニコ。
雅「3本も飲んじゃったのは…んー…
今のうちにトイレに行っておこう！」
その後、家に帰ってきたお父さんは
褒めて褒めて褒めまくり、
嬉しくなってテンションが上がった和くんは
寝るのがいつもより1時間も遅かったみたい。
それ以来、大野家からペットボトル飲料が
消えたとか消えないとか…。
end
‐‐
ふゆな様
大変お待たせいたしました！
リクエストありがとうございました！
想像していたようなお話だったでしょうか？
よんで！１ *Ryuhei love Shota様→←ひとりで３
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ゆー(プロフ) - はじめまして。久しぶりにかずくんのせかいを読み返しました。またいつか二宮さんのおはなしを書かれる時があればお邪魔させていただきたいです。今更になりますが、完結おめでとうございます！ (2021年3月4日 21時) (
レス) id: 39c9936ec8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - れんあーちゃんさん» 完結までお付き合いいただき、本当にありがとうございました！これからも、よろしくお願いいたします！ (2019年12月22日 11時) (レス) id: 5c47aca7cb (このIDを非表示/違反報告)
れんあーちゃん(プロフ) - ついに終わっちゃいましたか。残念です。他のも読んでます。 (2019年12月20日 20時) (レス) id: 4962edcdb4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - カズさん» 完結までお付き合いいただき、本当にありがとうございました！残念がっていただけて光栄です。他のお話も読んでいただけると嬉しいです！ (2019年12月15日 18時) (レス) id: 5c47aca7cb (このIDを非表示/違反報告)
カズ(プロフ) - 初めまして。終わっちゃいましたね。毎回更新楽しみにしてました。正直とても残念です。 (2019年12月15日 18時) (レス) id: d4cbe1fa2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず
| 作成日時：2019年11月10日 21時
