べんきょう２ ページ8
sho
えんぴつを置いた雅紀のノートを見ると
線の本数は合っているけど、
くっつくべきところが離れていたり、
離れていないといけないところがくっついて
いたりしていた。
翔「雅紀、今度は大きく書いてみようか」
画用紙に大きく枠を描いて
そこに書いてもらうことにした。
雅「…できた！
さっきよりよくなった…？」
不安そうに聞く雅紀。
翔「うん、上手に書けてる！」
大きく書くとバランスも悪くないんだけど
小さな枠に書くことが苦手なんだね。
でも、ノートの大きさは変えられない…。
学校では学習支援の先生がついてくれて
なんとかついていけているみたいだけど
これからのことを考えると少し不安だったりする。
翔「ちょっとだけ枠を小さくしてみよっか」
雅「うんっ」
さっきよりもひと回り小さな枠を描いて
書いてもらうと、上手に書けた。
でも、次にもうひと回り小さく描いたら
バランスが取れなくなっていた。
さっきの枠の大きさが限界ってことか…。
雅「…なんでだろ」
翔「ん？」
雅「なんでみんなはできるのに、
僕はできないの？バカだから？」
翔「雅紀はバカじゃないよ」
雅「でも…。
どうしてうまく書けないの？
もっと勉強しないとダメなの？」
翔「それはね？
目で見たものを頭の中で整理するときに
うまくいかないからだよ。
これは、雅紀が生まれた時からなの。
勉強はこうやって工夫すればできるでしょ？
時間がかかってもいいんだよ、
できるようになっているから」
雅「…うん、わかった」
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ゆず(プロフ) - 未来さん» リクエストありがとうございます！お時間いただきますが、必ず書かせていただきますので、少々お待ちくださいませ。 (2019年7月3日 22時) (
レス) id: 5c47aca7cb (このIDを非表示/違反報告)
未来 - 話を聞く､というお話が読みたいです｡二人とも排便は自立で｡よろしくお願いします! (2019年7月3日 22時) (レス) id: ae35368d95 (このIDを非表示/違反報告)
未来 - ある日､異変を感じ病院に行くとADHD＋LD(軽度~中度)と言われた｡兄達に迷惑をかけたくなくて､黙っていることにした｡パニックを起こしているのを見られたくないので､次第にひきこもるようになり､兄達も和也さんが落ち着いた時に部屋に入り､翔さんの (2019年7月3日 22時) (レス) id: ae35368d95 (このIDを非表示/違反報告)
未来 - 早速ですが､二回目のリクエストよろしいでしょうか?また翔さんメインで中学生｡他のメンバーは高校生で兄弟設定でお願いします｡翔さんといちばん年齢の近い､和也さんは軽度の自閉症持ちで､翔さんも含む他の兄弟は和也さん中心で家族が動いている｡ (2019年7月3日 22時) (レス) id: ae35368d95 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 未来さん» コメントありがとうございます！お待ちしています！ (2019年7月3日 21時) (レス) id: 5c47aca7cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず
| 作成日時：2019年5月22日 22時
