好きになってしまった私 (ページ13)

今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:20,338 hit

13 ページ13

You side

どこに行こうか悩んだ結果、屋上に逃げた。

スマホをふと見ると数分前に着信が入っていて、かけ直すことにした。

『もしもし〜』

「どうしたん？授業中じゃないん??」

『ん〜。受けたくなくて、サボっちゃった笑流星は今平気??』

着信が入っていた流星にかけ直した。

「あぁ、今日開校記念日で学校休みやねん。暇しとってA休み時間かなぁって思って電話してみたんよ。」

『そっか…笑』

「あ、あのブランドの新作コスメ出たの知っとる？見てみたらAの好きそうな色やったで!!」

『ほんと!!今度一緒に見に行こうよ!!』

「おん！いつ行くか予定教えてな!!あとさ…」

流星と話すのは楽しくて時間なんて忘れるくらい話してた。

「じゃ、学校終わる頃連絡してな。」

結局昼休み前までサボってしまった。流星が学校に迎えに来てくれることになった。

ーちょっと!!A!!昼休み部活で集合かかってるから教室戻ってきて!!ー

と麗華からLINEが入っていたので急いで教室に戻った。

「もうどこいってたん!!3時間分も授業サボるなんて!!顧問にバレたらどうするん!!」

『ごめんって。集合かかってるんでしょ??』

「あーもう！そうやってすぐ話をそらす〜!!」

麗華に怒られながら1回の自販機前に集合した。

「来月には大会が始まる。」

「大会の前に、学期末テストがある。そこで、ひとつでも平均点以下のものがあればレギュラーのやつでも試合には出さない。」

顧問の先生に言われたのはこの言葉だった。